彼らを止めてみた ＊リク＊ ページ33
＊んよたさんリクエスト＊
[メンバーが病んで死のうとしたのを止めてみた]
グルッぺン
グ「っ、すまない…そうだな」
彼が自分に向けて下した引き金
貴方が『私のこと、置いてくん』とぶつければ
彼はハッと目を開き、苦し気に笑みを溢した
「お前一人にして、逝けへんな」
国を背負うのが苦しければ、
私の前だけは貴方自身を見せて
全部受け入れるから。
『私の、帰る場所でいてくれるんやろ？』
貴方はそんな意味を込めて、優しく微笑んだ
トントン
ト「ごめん、ごめんなあ、不安にさせたなあ」
彼を止める貴方の瞳が揺らいでいることに気付くと
彼は優しくその背を撫でた
『ちゃうよ、謝るのは私の方』
謝罪を溢す彼に、貴方は首を振る
彼の痛みを和らげることが出来なかったのは
自分自身の罪だと胸中で呟いて。
休もう、今日は共に。
鬱先生
鬱「…もうしんどいねん」
殺してや、と貴方に願う彼の深い青が貴方を映した
私には貴方を殺すことは出来ないと分かっている癖に。
『私は、大先生に生きてほしいな』
彼が望んでいそうな言葉をかけて
そのまま優しく抱き締める
流石やなあ、と呟いた彼は
心底幸せそうに微笑んだ
ゾム
ゾ「俺、Aに殺されたいねん」
濁った翡翠。
この状態の彼に何を言ったとしても言葉は届かないだろう
貴方は溜息を吐き、
差し出されたナイフを受け取ったかと思えば
躊躇なく
「！！何やってっ」
『っ…わかる…？ゾムが死んだら、私はずっとここが痛いの』
こんな傷よりも、と付けたし
貴方は血に濡れていない指先で彼の胸元をとん、と押した
シャオロン
ｼｬ「っ、A、なんで…」
崖のふちで座り込む彼を後ろから抱き締めると
彼は突然の温もりに驚きの声を上げた
死にたいん？と尋ねれば
小さな声で返事が返ってくる
『…ね、シャオちゃん、私と一緒に死の？』
「っ、何言ってっ」
『だから！！…それまで、待っててくれる？』
貴方の言葉の意味を理解した彼は
狡いなあ、と一言呟き、濡れる瞳を伏せた
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ハル(プロフ) - さすがrbr、キン肉マンめ (2021年6月30日 18時) (
レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - 死んだ目したまま過ごしてみた。ってやつ、そのタイトル見て「rdやん」って言っちゃった(笑) (2020年12月27日 17時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 星月 菜兎さん» 反応下さりありがとうございます！リク消化遅くなった上、だいぶアレンジしてしまいましたし…気に入って頂けるかと不安やったのでそう言って頂けてよかったです…！また次章でもよろしくお願いします…！！ (2019年10月20日 13時) (レス) id: fea4b79f15 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - つらら@ちゃげっ娘。utcn推しさん» つららさん何時もありがとうございます！はい！お待たせした分頑張りますので、是非ともよろしくお願いします！！ (2019年10月20日 13時) (レス) id: fea4b79f15 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - シグサ@knotさん» 反応下さりありがとうございます！寧ろ遅くなってしまい申し訳ありません…！此方こそ、また次章でもよろしくお願いします！！！ (2019年10月20日 13時) (レス) id: fea4b79f15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉
| 作成日時：2019年7月22日 0時
