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コネシマ
コ「…もうええわ、顔見せんな」
向けられた背中と、鳥肌が立つほどに無機質な彼の声
貴方が思わずその場から動けず固まってしまうほどにそれはとても冷たかった
「…何でっ、こんな苦しいねん…」
人を突き放す事は慣れている筈なのに
立ち去った彼の方が、締め付けるように胸が痛んで。
ロボロ
ロ「はえー、まじAにだけはそんなん言われた無いわ」
貴方の言葉に苛立ちを隠さずそう返す彼
しかし紙の隙間から見えた淡赤色は明らかに傷付いている
喧嘩なんかしたくないのに。そう思う反面口からとめどなく溢れ出す貴方への反論
「っ、ホンマ…」
同じように傷ついている貴方の背を見送り
自己嫌悪に苛まれる彼はただ涙を零した
エーミール
エ「…まるで子供ですね」
貴方の度の過ぎた不機嫌を見て、彼は本を閉じ溜息を吐いた。いつもとは違い、向けられるその瞳はとても冷たい
彼からそんな言葉を言われるとも思っていなくて、貴方は味のしない紅茶を流し込み逃げるように部屋から立ち去った
「…違う、Aさんはただっ…」
貴方を追い掛けられず、否定的な言葉を吐いた自分を彼は誰よりも恨んだ
ショッピ
ｼｮ「何なんそれ、人の事言えるんすか」
彼の心が苛立つ言葉を吐き続けると、薄紫が貴方を睨みつけた。それでも動く口はとどまる事を知らず
『そんなにあの子がいいんやったら
あの子にしたらええやん』
構って欲しいなど、悪戯をしてでしか伝えられない自分が素直に言える訳もなくて。
貴方が逃げるように背を向ければ、彼は顔を歪ませ貴方と反対方向に歩き始めた
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わんぱん - このシリーズ大好きです！今ここまで一気読みしてきて、やっとコメントしました！ご馳走様でした。(^o^) (2020年8月8日 23時) (
レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 禎子さん» はじめまして！いやいや、寧ろ気にして下さりありがとうございます！！体調は崩さないように頑張ります！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - ちぃ汰。さん» いつもありがとう！！！続編でも宜しくお願いします…！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 影しゃんさん» ありがとうございます！遅くはなってしまいますので、少しお待ち下さい！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - けゐさん» コメありがとうございます！！いやいや、全然構いませんよ！！次章でも宜しくお願いします！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴葉
| 作成日時：2019年5月8日 22時
