裏切ってみた *リク* ページ35
*りおさんリクエスト*
[本当に彼らを裏切ってみた]
(リクエストの為限定でしんぺい神追加)
グルッペン
グ「…お前に殺されるなら本望だ」
夜、仕事をしている彼の部屋に突然訪れた貴方
雰囲気と貴方が手に巻き付ける専用の紐に
今から貴方がする事を全て察した彼はただ優しく微笑んだ
人を呼ぼうと思えば呼べる
反撃も、逃げる事も出来る
なのに彼は貴方に殺される事を受け入れた
指先が冷たくなり震える彼の手が、優しく貴方の目元を拭った
トントン
ト「…何でこんなんしてん、答えろ」
突然殺りに掛かった貴方を力任せにベッドに押さえ付け、彼は端的にそう尋ねた
いつも以上に低い彼の声。普通の人ならそれを聞いて怯えても可笑しくはない
「なあ…答えろやｯ！！」
貴方からあの時発される殺意は本物だった
裏切られることなど微塵も考えていなかった彼はただ怒りに任せ貴方を問い詰める
それほどまでに、貴方の事を信じていたのだ
鬱先生
鬱「ｯ、はな、じて…」
何時もの悪ふざけだと思っていた彼は首に巻き付けられたその紐と、背後から感じる確かな殺意に冷や汗を垂らした
もがき始めた彼にまた少し力を込めれば、彼は呻き声をあげた
『…ごめんね』
その姿に、彼らを裏切る時に消したはずの貴方の良心がジクジクと痛んだ
ゾム
ゾ「…俺信じてたんやで、Aの事」
冷たい翡翠が貴方を見下ろした
不意をついて喉を狙った筈なのだが、流石と言うべきか。瞬く間に壁に押し付けられたその手を払おうと力を込めてもやはり出来ない
袖口からナイフを出し、貴方の首に押し付けた彼は最後の選択を迫った
「ナイフ仕舞うか死ぬか、選ばしたるわ」
まるで否定でもしてほしい様なその瞳に
貴方は何と答える？
シャオロン
ｼｬ「っ、何で、そっち行くん…？」
交戦していた彼は敵の方に迷わず歩み寄る貴方に驚き目を開いた
声も何処か震えている
『ごめんね』
貴方が最後として優しく彼に微笑めば
察した様に、嘘だと何度も呟き涙を流した
そんな隙だらけの姿にナイフを突き立てようとすれば、虚ろな悲しみに満ちた彼の目と合った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わんぱん - このシリーズ大好きです！今ここまで一気読みしてきて、やっとコメントしました！ご馳走様でした。(^o^) (2020年8月8日 23時) (
レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 禎子さん» はじめまして！いやいや、寧ろ気にして下さりありがとうございます！！体調は崩さないように頑張ります！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - ちぃ汰。さん» いつもありがとう！！！続編でも宜しくお願いします…！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 影しゃんさん» ありがとうございます！遅くはなってしまいますので、少しお待ち下さい！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - けゐさん» コメありがとうございます！！いやいや、全然構いませんよ！！次章でも宜しくお願いします！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: d712e3143f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琴葉
| 作成日時：2019年5月8日 22時
