今日からパパになります【登坂広臣】

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〜広臣side〜


今日はAの同窓会の日


Aは肩出しのドレスを来ていて、いつもより大人っぽく見える


メイクしてるし…


いつもはメイクもしないAが今日はめっちゃ気合い入ってる…


臣「あんま露出多いやつ着るなよ」


『うん、わかってる』


って言ってるけど着替えようとしないA


襲われたらどうすんだよ!


って叫びたいけど


今のAに言っても無駄だろう…


臣「はぁ」


ﾀﾞﾝﾀﾞﾝ


真美「真美も行きたい!」


なんて叫び声が聞こえてきたけど、今はそれどころじゃない


臣「正臣、後は頼んだぞ!」


後は、正臣に頼んでAに似合うカーディガンを探しにいく



これでもない… これでもないな…


あった！



白色の花柄で少し生地の薄いものを選んだ


すると玄関から


正臣「いってらっしゃい!」


って元気のいい声が聞こえてくる


俺は急いで階段をかけ降りて


臣「おいっ!」


無意識に声を張り上げていた


Aは少し驚いていて


『どうしたの?』


って俺の好きな優しい声で問いかけてくる


臣「露出したら男がよってくんだろ」


Aにカーディガンを羽織らせる


すると…


ﾁｭｯ


俺の頬に温かいものが触れた


『いってきます』


そういって出掛けてしまったA



やり逃げかよ…


そんな小さなことに嫉妬してしまう俺


結婚する前までこんなに独占欲は強くなかった


全部、可愛すぎるAのせい…笑

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