15話 ともりside ページ50
あの日からちょっと経ったある日のこと、私たちはいつも通りの学校生活を送っていた
ハガネ「はーいみんな席ついてー」
でもみんなハガネを見たまま動かなかった
ハガネ「どしたの?ほら、席ついて!」
愛梨「先生!一学期で学校辞めるってほんと!?」
ハガネ「誰がそんなこと言ったの?」
れもん「…うちのお母さん。PTAでそういう話聞いたって!」
美奈「先生嘘だよね?」
ハガネ「いや、えーっとそれは…」
雪哉「俺、先生がいるから転校しなかったのに!」
広「僕たちが卒業するまで見てくれるんじゃないの?」
せり「私、やだ…!先生行かないで!どこにも行っちゃやだ!」
みんなそれぞれ抗議の声を上げてそれぞれ近くにある机の上をバンバンと叩き始めた
後ろのロッカーの近くにいた真理衣たちは足で床をダンダンと踏んで音を出している
ハガネ「…先生!どこにも行かない!」
そのみ「先生…ほんと?」
ハガネ「うん。でもね?そのためには、今のままじゃなダメなの。臨時教師のままじゃいつクビになっちゃうかわからないから。だから先生、もう一度、教員採用試験を受けることにした!
先生だって、みんなが卒業するまで一緒にいたいもん」
聡羽「よかったぁ…」
ハガネ「みんなに内緒にして、あっ!と驚かせようと思ったのに!」
優介「先生!絶対受かってよ!」
リサ「落ちたらシャレになんないからね!」
ハガネ「大丈夫!やる時はやる女だから!」
―――――――――
お話数に限界が来たので続編出来たら出します
テレビ版のseason2のようなことはしません。このままのクラスで5年生にあがってもらってハガネにも担任をしてもらいます
では!
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な〜ちょ(プロフ) - とても楽しく読ませて頂いてます!これからも応援してます。 (2021年9月16日 0時) (レス) id: e921f77d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水月 | 作成日時:2021年9月15日 21時