トモスアカリ2 (ページ32)

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8話　ＮＯside ページ32

そして愛梨を探し始めたハガネは愛梨の母親に電話をかけた

ハガネ「中野さん？！愛梨ちゃんがっ遊んでいる途中に居なくなったそうなんです！…はい！今探しています！あの、愛梨ちゃんが行きそうなところとか何か心当たりありませんか！？」

すると目の前を自転車で警察の人が通りかかり、ハガネは電話を切って引き止めた

ハガネ「あの！小学校4年生の女の子を探しているんですけど」

「あのー…もう一度ゆっくりお願いします」

ハガネ「えっと、中野愛梨ちゃんっていう小学校4年生の女の子なんですけど____」

ハガネは色々なところを探して走った。道行く人に愛梨を見なかったか尋ねては走った

途中、息が切れて電柱を支えに呼吸を整えていると救急車が目の前を通った。それを見て愛梨が乗っているのではないかと恐れ悲鳴をあげる体を動かして走った

「芳賀先生！」

ハガネ「！塩田先生…」

塩田「マナさんから連絡もらって…愛梨ちゃんは？」

ハガネ「心当たりある辺りは全部探したけど…」

塩田「中野さんに連絡は？」

ハガネ「今仕事で大阪に、…車でこっちに向かうって」

塩田「あぁ…じゃあいきましょう！」

そう言って走り出した塩田に向かってハガネは「あたしのせいだ！」と言った

ハガネ「私が…愛梨の異変に気づけなかったから…！」

塩田「今はそんなことで悔やんでも仕方がないでしょう！」

ハガネ「でも…私がもっとしっかりしてれば…！」

塩田「芳賀先生！！…自分を責める暇があったら愛梨ちゃん探しましょう。今1番辛い思いしてるのは彼女なんですから！」

するとハガネの携帯に電話がかかってきた

ハガネ「もしもし…！…愛梨が！？」