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5章1話 NOside ページ16

優介「ようカズ、久しぶりじゃん」

隆行「みんな心配してたんだぞ!」


和音「…嘘つき。どうせ俺が居なくて清々してたんだろ?」


青龍「おい、そんな言い方ねーだろ!」


和音「うるせぇ!俺はお前らなんかと身分が違うんだよ!あーあ、俺と釣り合いがとれるやつ、どっかいねぇかな〜」


真理衣「…あんたバッカじゃない?何の取り柄もないくせに何が俺と釣り合いのとれるやつだよ!そんなにこのクラスが嫌なら学校なんか来るな!!」


和音「俺なんかタヒねってことかよ。わかったよ…だったらタヒんでやるよ!屋上から飛び降りてやるよ!」


そう言って机を真理衣の方へ投げた和音は屋上へと走り出した


優介「カズ!」


―――屋上


ハガネ「加茂くん!!」


和音「来んな!来たら飛び降りる!」


ハガネ「ねぇ!どうして飛び降りたくなっちゃったの?」


和音「菊田に言われた。学校来んなって!」


真理衣「言った!バカのくせして俺と釣り合いのとれるやついないって言うから!」


すると優介が近くに来て小声で「実は前にもカズ、同じことがあって…給水塔から3時間降りてこなかったんだ」と言った


すると桑沢先生が走ってきて「おーい加茂!落ち着け!落ち着くんだ!みんなも落ち着け!」と1番慌ててやってきた


ハガネ「もう!桑沢先生が1番落ち着いてよ!」

桑沢「は、はい…」


ハガネ「加茂くん!教室、戻ろう?」


和音「飛び降りるっつってんだろ!」


ハガネ「そっから飛び降りたらすっごく痛いよ?頭も割れて、脳みそ、飛び出しちゃうよ?!顔も潰れてぐちゃぐちゃになって誰かわかんないよ?!…先生もきっと、クビになっちゃうな〜明日から、また仕事探さなきゃ」


和音「じゃあ…降りてやるよ」

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な〜ちょ(プロフ) - とても楽しく読ませて頂いてます!これからも応援してます。 (2021年9月16日 0時) (レス) id: e921f77d59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水月 | 作成日時:2021年9月15日 21時

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