錆兎と獪岳 壱 ページ13
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錆兎side
獪岳 「 っはぁ…はぁ…、錆兎 サン、やっと見つけた 」
厨で洗い物をしていれば、獪岳が走ってやって来た。
凄い息が上がっているけど、そんなに急ぐ用事なのだろうか。
コップに、水を注いで 彼に渡せば 一気に飲み干してしまう。
Aが可愛がる理由もわかる気がする。
錆兎 「 それで?何の用だ? 」
獪岳 「 そうだ…! アンタ、俺の師範に手を出しただろ…! 」
俺がAに手を、…?
獪岳が指す '' 手を出す '' は一体どういう意味なのか理解が出来ない。
もちろんどっちの意味でも Aには手を出していない。
…心当たりはある。
でもあれは、Aが服を脱がない限り 誰にもバレない。
…と、言うことは…???
錆兎 「 …アイツ!!!!脱いだのか…!? 」
獪岳 「 やっぱりお前!!! 」
錆兎 「 それよりもAが脱いだことが問題だろう! 」
Aは今まで、何があっても、怪我をしていても服を脱ぐことをあんなに拒んでいたのに、
何故、脱いだ?
分からない…。いつも、Aは俺の予想を裏切ってくる。
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一方その頃…
炭治郎 「 (ふぅーん、Aさん そーゆー相手いるんだ )」
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作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月29日 0時