ご飯 ※こっから本編 ページ1
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『 とりあえず!!!ぼくが教えるのはご飯の大切さ!!!それだけだよ!! 』
…結局、ぼくは何を教えていいのか分からず、ご飯の素晴らしさについて熱弁している。
でも本当にご飯って凄いものだよね。
さっきまで喧嘩していたのに、同じ食卓を囲めば不思議と仲直りしているし。
『 そもそも、鬼殺隊の隊士は忙しさ故に、食事を疎かにし過ぎです。という事で、今日はみんなで食事を炊いてみんなでご飯を食べましょう 』
お?なんか、ぼくすっごい柱らしいことしてない?
かっこよ〜〜い。
う〜ん、それにしても結構人数もいるし、何をつくればいいか。
『 …なに炊けばいいかなぁ 』
「 鮭大根 」
『 じゃあ大きな鍋でみんなで鮭大根炊こうか! 』
ん…?鮭大根?
なんで鮭大根?
ふと、背後を見れば 義勇が立っていた。
ん…?なんで義勇がいるの?
柱稽古中じゃないの??
義勇 「 …俺のところはもう終わった。はやく、鮭大根 」
『 はいはい、みんなで一緒にね 』
ぼくはそう言って、鮭大根を作る準備に取り掛かった。
でも、みんな稽古で疲れている筈だから、手伝わせるのもなんだか億劫だなぁ
みんなみんな、可愛い御館様の子供たちだからね。
今日くらいは休ませてもいいんじゃないかなぁ。
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作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月29日 0時