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仲良く ページ10






千寿郎 「 ここが、家です 」




千寿郎が指さしたのは凄い大きな御屋敷。




…え、これ普通にぼくの屋敷より大きいんだけど。





『 す、すっごい大きい御屋敷だね… 』




千寿郎 「 父上が、元柱なんです 」




ああ、なんか杏寿郎そんなこと言ってたっけなあ…





あんまり、話聞いてなかったけど。





『 じゃあ、気をつけて帰るんだよ〜 』





彼の背中を押して、家に早く入るよう諭す。



理由はただ一つ!!




鬼の気配がムンムンしてるから!





『 ごめんねぇ、鬼さん。今日の子供はぼくが助けちゃったねえ 』





なんとなーくだけど、この鬼 地面から気配感じるんだけど何???




ぼく別に皆みたいに強くないから、




鬼の気配とか何処にいるとか、ハッキリは分からないんだよね。






『 んー……、伍ノ型 熱界雷 …あ、出てきた 』






なに、気持ち悪。





てか何この血鬼術…





地面が沼みたい……





「 …うぐ、…また 鬼狩りかよ… ! 」





'' また '' ??





その単語が妙に脳に残る。





なに?錆兎、やられたの??





『 ええぇ!!!! 錆兎ぉおおお なんで守ってくれなかったんだよぉおお 』




錆兎 「 うるせぇ!死んでねえよ!! 」




『 ああああ、よかったよぉおお てかどっから出てきたんだよぉぉおお 』





とりあえず錆兎が生きてたから安心安心。







気が付いたら錆兎に抱きついていて、戦中にする事か!った怒られちゃったけど。









蝶屋敷→←子供



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作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月26日 0時

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