柱稽古 ページ40
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『 そういえば、善逸はなんでここに? 』
善逸 「 柱稽古!!!!だよ!!!! 」
『 え、柱稽古……? 』
柱稽古ってあれだよね、あれ…
隊士に、柱が稽古つけるやつ。
「 よーぉ、A 」
『 げ、錆兎……稽古…? 』
錆兎 「 ああ、A 稽古のこと忘れてると思ってな 」
柱稽古 = 柱の皆忙しい = 柱の皆に会えない
これは一大事だ。
…義勇にも、蜜璃にも、伊黒にも、行冥にも、無一郎にも、実弥にも、杏寿郎にも、天元にも会えない……
これは本当に危機直面。
『 と、いうか教えることないんだけど… 』
錆兎 「 ほら、早く稽古付けてくれよ 」
錆兎はそう言って、ぼくの手を引いて稽古場に引き摺る。
本当に、何を教えればいいのか……
『 ……っていうかー! 錆兎久しぶりじゃんんん 』
錆兎に久しぶりに会えた嬉しさ、しかも錆兎から会いに来てくれた(稽古だけど)嬉しさでオーバーフローしてしまいそう。
思わず錆兎を抱き締めてしまう。
やっぱり、錆兎は優しいよねぇ
ぼくがいつ、急に抱きついても優しく抱き返してくれるし、錆兎の胸の中はいつでも安心できる。
…あれ?
ぼく、錆兎のこと好きすぎなのでは?
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作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月26日 0時