雷を継ぐ者 弐 ページ40
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善逸 「 確かに僕には、兄弟弟子がいましたけど…、髪はとっても綺麗な黒でしたよ … 」
『 だから白くなっちゃったんだってぇぇぇ 』
ずっと善逸とぼくはこの調子だ。
やめろよ信じてくれよ…
『 お前がいつも桑島のじいちゃんから逃げてたことも!!! 獪岳のおやつをいつも盗み食ってたことも!!!! 全部わかってるんだからなぁああ 』
善逸 「 え、本当に Aなの… 」
『 さっきからほんとにAって言ってるじゃん!お前こそなんで、髪の毛金髪なんだよ!!!イメチェンか!!!??? 』
善逸 「 雷に打たれた 」
『 だっっっさ 』
そんな他愛の無い話をしていると、なんか大切なことを忘れているような……
ふと、手元を見れば 甘味処の紙袋を持っている
嗚呼、そう言えば お土産買ってきたんだっけ。
『 そう言えば 、お土産 買ってきたよ 』
ぼくがそう言えば、善逸は短くなった四肢をぶんぶん振りながら、ぼくに抱きついてきた。
可愛いなぁ
思わず、頭を撫でてしまう。
炭治郎 「 ただいま… 」
扉を開けたのはやさぐれた炭治郎くんと、猪の被り物をした男の子。
ああ、機能回復訓練か…
カナヲもアオイも強いからねえ。
『 たんじろーくんっ、元気だしなって〜 』
そう言って炭治郎の頭を撫でてあげれば、ちょっとだけ笑ったような気がした。
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ぬんぬんこ - 更新頑張って下さい。とても面白い小説です! 書き方が独特で、まるで自分が小説の主人公みたいな気がします。きめつのやいばはよくわからないけどそこの登場人物を出して個性ある話をかいてるところすきです。これからもみたいので応援します! (2020年5月25日 12時) (レス) id: 708f37e2a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜蝶 - とても面白いですね! 更新、頑張ってください。 ^^* 私も鬼滅の刃にハマってしまい鬼滅の刃を書いてます。 (2020年5月24日 21時) (レス) id: f12d7ff414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月24日 17時