朝 ページ27
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『 んぁああ、起きろおおぉ 、離れろぉおお 』
昨日の夜は本当にみんなあの後寝ちゃって寂しかった。
あんなに(ぼくが)うるさい中人間って寝れるもんなんだね…… 、
んで今ぼくが何してるか気になるでしょ。
勿論、寝相の悪い男たちを起こしている最中。
何が起こっているかと言うと、
ぼくの上でねる獪岳。
ぼくの右腕を掴んで寝てるのが、義勇。
ぼくの左腕を掴んで寝てるのが、錆兎。
…もう二度と一緒に寝ない……
隣で寝てた獪岳は、まだ分かる。まだね。
なんで端っこに寝てた義勇がこっちまで来てんの…
『 ねーぇ、、これ意外としんどい … 』
てゆーか、右腕をそんなに強く抱き締められると痛いんだけど……
嗚呼、誰か助けて下さい……
神様……あぁ、
『 、!!?? 』
ぼくの願いが叶ったのか!!??
天井から水がばしゃばしゃーと降ってくる。
これで、みんな起きるでしょ……
真菰 「 義勇!!錆兎!! Aさんのこと困らさないで!!!!! 」
錆兎 「 …んぁ、…?真菰…? 」
義勇 「 何故濡れてるんだ……? 」
『 お前らが起きないからだよばーかばーか 』
ほんと真菰ちゃん天使過ぎるでしょ。
このタイミングで来る?普通。
真菰 「 御館様が、義勇さんとAさんを呼んでるんです…!!! 鴉が呼びに来たら起きる気配がないから〜って、態々私の所まで助けを求めに来てたんですよ!!!! 」
『 って、義勇…!?あいつ、置いていきやがった…
』
ぼくもはやく支度して御館様の所へ向かわなきゃ……
『 怒ってる真菰ちゃんも可愛かったよ! ごめんね、獪岳の事頼んだよ! 』
ぼくはそう言って、自分の屋敷を急いで後にした。
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真菰 「 …っ、ほんとに、たらしなんだから… 」
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ぬんぬんこ - 更新頑張って下さい。とても面白い小説です! 書き方が独特で、まるで自分が小説の主人公みたいな気がします。きめつのやいばはよくわからないけどそこの登場人物を出して個性ある話をかいてるところすきです。これからもみたいので応援します! (2020年5月25日 12時) (レス) id: 708f37e2a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜蝶 - とても面白いですね! 更新、頑張ってください。 ^^* 私も鬼滅の刃にハマってしまい鬼滅の刃を書いてます。 (2020年5月24日 21時) (レス) id: f12d7ff414 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月24日 17時