鬼？ ページ3
．
義勇side
『 …あぁ、ぼくの…自慢の…… 黒髪…… あぁ… 』
さっきからAはずっとこの調子だ。
うるさいったらありゃしない。
確かに、Aの黒髪は綺麗だった。
…今も綺麗だ、なんて口が裂けても言えないが。
．
Aside
ショックだよ……、
雪で滑るわ、隊服は濡れるわ、挙句の果てには髪の色まで変わっちゃうなんで……
ほんとにツイてないよ……
義勇 ｢ …A 、鬼だ ｣
義勇はそう言って、急に走り出してしまう。
『 ま、待ってよ…！！ 』
白い雪のなか、女の子の鬼が男の子に馬乗りになっている。
義勇は問答無用であの鬼を斬るつもりだ。
でも、ぼくには確かに見えた。
あの女の子、泣いていた。
『 雷の呼吸…壱ノ型…霹靂一閃…！ 』
ぼくに出せる精一杯の速度を出して、女の子を斬ろうとしてる義勇めがけて走るね。
…勿論、義勇に技は当てない様に。
そして ずっどーんと、綺麗に義勇を突き飛ばす
義勇 ｢ …何をしている ｣
『 ごめんね、痛かったよね。でも話を聞こうよ、義勇 。その子、泣いてるじゃん 』
義勇は、心底嫌そうな顔をしながら男の子に耳を傾けた。
｢ 妹だ、俺の 妹なんだ…！！ ｣
．
それから少年と義勇の会話は続いた。
鬼の増え方、鬼殺隊は鬼を斬るのが仕事だと言うこと。
そして、義勇は女の子の左胸を刺す。
嗚呼、凄い痛いだろうに。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぬんぬんこ - 更新頑張って下さい。とても面白い小説です! 書き方が独特で、まるで自分が小説の主人公みたいな気がします。きめつのやいばはよくわからないけどそこの登場人物を出して個性ある話をかいてるところすきです。これからもみたいので応援します! (2020年5月25日 12時) (
レス) id: 708f37e2a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜蝶 - とても面白いですね！ 更新、頑張ってください。 ^^* 私も鬼滅の刃にハマってしまい鬼滅の刃を書いてます。 (2020年5月24日 21時) (レス) id: f12d7ff414 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雛丸 | 作成日時：2020年5月24日 17時
