検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:115,302 hit

弟子 ページ12






ぼくが蝶屋敷から戻って、少ししてから 桑島さんから手紙が届いた。




桑島さんらしい達筆な字。




『 へぇ、 獪岳が … 流石だなぁ 』




その手紙には、兄弟弟子である 獪岳の最終選別で生き残った旨が書いてあった。



獪岳って確か、壱ノ型だけ使えないんだよね。




うーん、育てがいがあるなぁ…





『 よし、次 獪岳に会ったら 継子にしちゃお…! 』





獪岳とまた一緒に鍛錬出来るって考えたら笑みが止まらなくなる。











「 Aーーー 」




『 あっ、錆兎 』




錆兎 「 手合わせして欲しくて 」




錆兎には頭が上がらないなぁ、




こんな天気の良い、お散歩日和なのに鍛錬なんて




感心感心。




『 いいけどさー、一つ お願い聞いてくれる? 』



錆兎 「 何なりと 」




『 よーぉし、Aさん頑張っちゃうぞ〜 』













あれから数時間。ずっと錆兎と手合わせをしている。



錆兎の体力は底なし沼かな…?



ぼく、もう疲れちゃったよ……




『 さ、錆兎…… 、ぼくもう だめ… 』




ふっ、と体から力が抜け 地面に座り込む。




ぼくより錆兎の方が 、柱向いてるのでは…?




錆兎 「 おっ、と… 」



錆兎は優しいから、倒れそうになったぼくを抱き抱えてくれる。




久しぶりにこんなに動いたよ……




錆兎 「 それで、お願いとは? 」




『 …いや、水の呼吸を教えてほしいなぁ、って思った けど…… 、今日は無理…… 』




錆兎 「 …なら、俺の師範の所行ってみるか? 丁度次の非番にでも行こうと考えていたんだ 」





『 え!いいの!嬉しい 』






僕がそう言えば、錆兎はいつものように頭を撫でてくれた。





錆兎はお兄ちゃん感が強いよね。





うん、わかる。








非番→←ご飯



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
83人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぬんぬんこ - 更新頑張って下さい。とても面白い小説です! 書き方が独特で、まるで自分が小説の主人公みたいな気がします。きめつのやいばはよくわからないけどそこの登場人物を出して個性ある話をかいてるところすきです。これからもみたいので応援します! (2020年5月25日 12時) (レス) id: 708f37e2a6 (このIDを非表示/違反報告)
桜蝶 - とても面白いですね! 更新、頑張ってください。 ^^* 私も鬼滅の刃にハマってしまい鬼滅の刃を書いてます。 (2020年5月24日 21時) (レス) id: f12d7ff414 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雛丸 | 作成日時:2020年5月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。