限界オタクが推しと付き合ってしまったんだけれども。【桃】

俺だけの。 ページ3

ーsatomi sideー
「いってくるよ？」

さ「…やだ。」

俺はさとみ。

Aちゃんが今日は同窓会に行くらしい。

「すぐ帰ってくるよ？」

さ「でもなぁ、」

絶対こんな子行かせたらモテる。

さ「絶対Aちゃん絡まれるじゃん。」

「そんな可愛くないってば。wあと友達もいるから大丈夫だよ〜」

さ「…絶対10時までには帰ってきて。あとお酒飲まないで。」

「わかりました〜！w」

「いーこにしてるんだよ？」

さ「子供扱いすんな、！w」

「いーこだったらごほーびあげます」

さ「…考えとく。」

「じゃあ、行ってきます〜」

さ「まって、！忘れ物。」

ﾁｭｯ。

さ「キスマーク。虫除け。」

「見えるとこにくっきりついてんじゃん！」

さ「そーゆーもんなの。」

「も〜…」

さ「ん〜、いってらっしゃい。」


…心配。

Aちゃん、可愛いし、天然…

帰ってくるまで暇だし、遊ぶか。

「ころんー？」

こ「なに僕暇じゃないんだけど！？」

「ゲームしようぜ」

こ「話聞いてた？」

「Aちゃんがいなくて死にそうだから」

こ「Aちゃんは？」

「同窓会だってよ。」

こ「はーん…wじゃあ、元彼とかあっちゃうかもだね？」

「…は？」

今までに自分で発したことないような低い声が出た。

こ「だって、同窓会とか出会いの場のようなもんじゃんw思い出とかも鮮明になるし？」

「…俺、大丈夫か」

こ「しーらない。自分出迎えにでも行きなよ。」

「やっぱゲームやめるわ、迎えの準備する。」

こ「じゃーね」

いつもよりきっちりした服装を選ぶ。

えおれ…もしや…嫉妬してる？

・→←とある放送

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