dryflower 〜 sho.hirano 〜

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神『まじで頼む！』







久々の大学



俺の顔を見るなり両手を合わせて
頭を下げ頼み込んできたのは神宮寺勇太







平『お前この前で最後って言ったよな？』







神『撤回！一生のお願い！』







平『それこの前も聞きましたー』







神『紫耀が来ると女の子たち喜ぶんだって』







前に1回だけ人数合わせでどうしても
来て欲しいと頼まれた合コン



その時もAがいるしって断ったものの
どうしても神宮寺の誘いは断りきれなくて
押しに負けてしまう







神『紫耀は相手の話にテキトーに相槌打ってるだけでいいから！』







平『はぁ…これがぜったい最後やで』







神『まじ！紫耀大好き！』







だなんて、調子のいいやつ







平『ほんまAにバレたらどうしてくれんねん…』







彼女への罪悪感を感じつつ
目の前の嬉しそうな神宮寺の顔を見ると
溜め息しか出てこなくて思わず弱音が溢れる






神『まぁその時は俺がなんとかするって』






平『頼りないな』






神『いざとなったら俺が責任持ってAちゃん幸せにするから気にすんな』






平『笑えねー』






お腹を抱えながら笑い冗談を零す神宮寺を横に
授業の準備を始める








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平『ほんまに最後やからな』





神『わかってるって、また予定送っとくから』






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