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「はぁ、、」







土曜日の夜







駅から少し離れた場所にある

レストランでバイトをしている私は、

忙しかったディナーの時間帯が過ぎて

お客さんが少なくなった店内を見渡して

ホッと一息つく







廉『だいぶ人少なくなったな』


「ですね」


廉『あー疲れたー』







そんなことを言いながら

凝った肩をほぐすように

腕を回す先輩の廉くん







その仕草がサッパリとした香水の香りを

辺りに染めた







廉『ん?なに?』







なんとなくボヤっと見つめていた先で

私の顔を不思議そうに

覗き込む視線と交じり合う







「あ、いや、」


廉『そんな見やんといてや (笑)』







目立ちすぎない色に

染められた髪の毛が

透き通るような綺麗な瞳を

隠すかのように被さり、







伏せられたまつ毛は

まるでスローモーションのようで

無意識のうちに目で追ってしまう







廉『Aちゃんもう今日上がり?』


「あ、はい」







やんなって小さく呟いたあと

骨ばった長い指が窓の外に向かい

そのまま地面に落ちた







廉『今日も来てるで』







視線の先を追うと

お店の外で壁にもたれ掛かって

スマホを触る人影







離れていてもわかるほどオーラが取り巻き

その瞬間何故か甘い香りが鼻の奥を掠めた







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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
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みう(プロフ) - プー(名前)さん» コメントありがとうございます^^そのようなお言葉を頂けて光栄です(;;)至らない点がまだまだあると思いますが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月8日 23時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
プー(名前)(プロフ) - しょうくんがなんでずっととか永遠の言葉が嫌いなのか気になってるし、最後は絶対2人が安心して付き合えてたらなって毎日毎日更新楽しみにしてます!! (2020年3月8日 19時) (レス) id: fd9a756067 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ななかわさん» コメントありがとうございます^^ そのようなことを言って頂けて嬉しい限りです(;;) 神宮寺くんの今後も含めてこれからもお付き合い頂けると嬉しいです! (2020年3月4日 18時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
ななかわ(プロフ) - 色々なキャラの思惑が蠢いてる(?)作品ですが、そんなのものともしないしょうくんのイケメン具合が好きです笑 じぐが何を考えているのか気になります! (2020年3月4日 11時) (レス) id: fe68b6cd78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みう | 作成日時:2020年1月11日 23時

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