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家に帰ってからずっと考えていた
「廉ってどんな子が好きなんだろ…」
週末のデートの服装を
決めるのに手こずる。
私だってちょっとぐらい
可愛いって思われたい、
ひたすらそんな気持ちと戦っていた。
「どうしよう…」
考えていても答えは出ないし、
このままでは埒が明かないので
最終手段、
人の手を借りるという手を使った。
「優花、今ちょっといい？」
スマホを手に取って恐る恐る
優花に電話をかける
優「うん、どうした？」
どれだけ考えても
自分では分からないから、
困ったとき私はいつも優花頼み。
「廉ってさ、どんな服装が好きだと思う？」
優「服？」
「そう」
優「んー…」
でも突然そんなこと言っても
困らせるだけで、
考え込む声だけが
スマホ越しに聞こえてくる。
「デートで着る服なんだけど、」
優「あ、勇太に聞いたよ。週末のやつでしょ？」
「うん」
すると、あっ！って
何か思いついたような優花の声が
耳いっぱいに響き渡る
優「デートの前にさ、私の家おいでよ。
服も貸してあげるしメイクも髪の毛も全部やってあげるから」
「いいの？」
優「うん、私に任せて！」
「ありがとう」
一際お洒落で、器用で、優しくて、
人のことをよく見ていて、
私のことを誰よりも1番分かってくれて。
そんな優花が傍にいてくれるのは
私にとってとても心強い。
「明後日、よろしくお願いします」
優「うん。A、おめでとう。よかったね」
「ありがとう」
優「正直さ、結婚のこと聞いたときはやめた方がいいんじゃないかって思って素直に応援してあげられなかった、ごめん」
「大丈夫だよ」
優「これからさ、何があるかなんて分からないじゃん。でも、Aと永瀬なら大丈夫な気がする」
直接会ってなくても声だけで伝わるんだ。
優花なりの優しさが、
彼女なりの何かしらの思いが。
全部、全部。
「ふふ、私もそんな気がする」
1年間限定だって分かってるけど、
偽善者ぶる必要なんてない。
だって、私って
ものすごく幸せ者だ。
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みう(プロフ) - みぃれん(?)さん» コメントありがとうございます^^何度も読み直して頂いてありがとうございます、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。少々お時間頂くと思いますが是非続きも読んでいただけると幸いです^^ (2020年5月20日 17時) (
レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃれん(?)(プロフ) - この作品が大好きで何度か読み直してる者です安定に甘くて切ない気持ちになる大好きな作品です！part2公開楽しみにしてます！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 06bd5b56c1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - FMYさん» コメントありがとうございます^^現在お話に修正を加える為に非公開にしておりますが、準備が整い次第公開させて頂きますので、申し訳ございませんがもう少々お待ちください。xoxoのご愛読ありがとうございます^^ (2020年5月19日 21時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - はじめまして。作品、夢中で拝読させていただきました。是非、続きが読みたいです。パスワードを入れなくても読める日は近々来ますか？楽しみに待ってますので、宜しくお願い致します。 (2020年5月19日 10時) (レス) id: 30adcd1cae (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ちゃんりおさん» コメントありがとうございます^^占ツク初めての作品がxoxoだなんてとても嬉しいです；；応援してくださる方々の期待に応えられるよう精一杯頑張るのでこれからも是非よろしくお願いします！！ (2017年12月24日 20時) (レス) id: c2c8edc626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2017年11月14日 19時
