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「あー、ほんと腹立つ」
大学3年生の夏終わり
まだ蒸し暑さが続く炎天下の空の下
優「はいはい、今日はいっぱい飲め」
岸「相変わらず荒れてんなぁ」
神「A大丈夫？」
大学にあがってから仲良くなった優花と、
その友人の岸優太と神宮寺勇太
2人はいつも彼女の傍にいるから
岸ともぐーじとも仲良くなるのは
必然だった。
3人とも本当に気さくで
私だけ大学からの友達なのに
そんなことを感じさせないぐらい
いつも仲良くしてくれる。
優「で？また何か気に食わないことでも言われたの？」
「それがね、」
_______________
それは、今日の大学でのことだった。
久々に1人でお昼を食べていた時、
急に隣に感じる人影に目を向ける。
「あ、永瀬」
廉「よっ！お前今日1人なん？」
「今日は優花たちいないから」
廉「そーなん」
「うん。今日も永瀬の周りは相変わらず女の子たち群がってるね」
カレーに食いつきながら、
時々私の方をちらちら見て
会話を進める永瀬に
私も少しだけ視線を合わせる。
「てか私が1人のときに話しかけてこないでよ」
廉「なんで？」
「なんでって…」
さっきからグサグサと分かりやすく
突き刺さる視線に気付かないほど
私も鈍感じゃない。
当の本人はもう慣れてしまったのか
一切気にしている様子はないけれど
こっちからしたらいい迷惑だ。
「変な因縁吹っかけられたら困るの」
廉「なんやねんそれ(笑)」
口いっぱいにカレーを頬張り
呑気にモグモグと
食べ進める永瀬を見ると
ついため息が零れ落ちる。
「勘違いされたら困るって言ってんの」
廉「勘違い？」
「そう」
廉「俺とお前が？」
「うん」
廉「ハハ、それはない！ありえへん(笑)」
これでもかってぐらいに
お腹を抱えて笑い転げる永瀬に
キッと睨みを利かせると
“ あー怖い怖い ” なんて
適当に返事をされて
余計に腹が立ったのだ。
_______________
「ほんとあいつは人のことなんだと思ってるの？」
優「気にすることないって、きっと愛情の裏返しだよ」
「もっと説得力ある慰め方なかったの…」
優「でもさ、言い返せないAもAだよ」
「そうなんだよねー…」
…そう。
だって、あんな最低男でも、
「好きになっちゃったんだもんなぁ」
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みう(プロフ) - みぃれん(?)さん» コメントありがとうございます^^何度も読み直して頂いてありがとうございます、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。少々お時間頂くと思いますが是非続きも読んでいただけると幸いです^^ (2020年5月20日 17時) (
レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃれん(?)(プロフ) - この作品が大好きで何度か読み直してる者です安定に甘くて切ない気持ちになる大好きな作品です！part2公開楽しみにしてます！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 06bd5b56c1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - FMYさん» コメントありがとうございます^^現在お話に修正を加える為に非公開にしておりますが、準備が整い次第公開させて頂きますので、申し訳ございませんがもう少々お待ちください。xoxoのご愛読ありがとうございます^^ (2020年5月19日 21時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - はじめまして。作品、夢中で拝読させていただきました。是非、続きが読みたいです。パスワードを入れなくても読める日は近々来ますか？楽しみに待ってますので、宜しくお願い致します。 (2020年5月19日 10時) (レス) id: 30adcd1cae (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ちゃんりおさん» コメントありがとうございます^^占ツク初めての作品がxoxoだなんてとても嬉しいです；；応援してくださる方々の期待に応えられるよう精一杯頑張るのでこれからも是非よろしくお願いします！！ (2017年12月24日 20時) (レス) id: c2c8edc626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2017年11月14日 19時
