幼なじみと先輩。[佐野玲於.片寄涼太]

直らないかな ページ12

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A「ただい...ま？」




夏「おかえりー。」




隼「おっかえりー！！」








普通に、夏恋だけに言ったつもりが、




周りに、玲於達もいて驚いた。








A「玲於達も来てたんだ、」




夏「だって、ぼっち。」




A「うぅ、ごめんね！」




夏「別に、もう平気だけど〜。」







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玲「どこ行ってたの。」




A「え、空き教室！」




玲「そういう事じゃ、」




A「...どういう事？」




玲「何でもない。」








...まだ機嫌悪い？




朝は平気だったのに。





部活で何かあったっけ...？








隼「空き教室なんてあったんだ！」




A「うん！三階にー！」




隼「知らなかった...。」




A「うん、今日知ったの。」








隼くんは相変わらず話しやすい。





もう少しで、１年も終わるのに




夏恋と玲於と隼くらいしか、話せない。





人見知り、




直らないかな。








隼「おーい、どうした？」




A「ごめん、ボーッとしてた。」








この、すぐにボーッとしちゃうのも、




直らないかな。








玲「...じゃ。」




A「え、戻るの？」




「...」




A「...無視、、」




隼「機嫌悪いから、気にしないで！
じゃあね！！」




A「うん！またねー！」




夏「じゃ、また。｣








...玲於の機嫌も、




直らないかな。








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