俺の仕事 * ページ29
更新遅くなってすみませんm(_ _)m
まだアカウントが復旧しないので、とりあえず別アカで更新を進めることにしました。御了承ください。
* * * * * * * * * * * * * * *
白「…………」
白布さんの手がピタリと止まる
「……？」
恐怖で瞑っていた目を開くと、白布さんは無言で私の首から胸元にかけてを見つめていた
「……あ、あの……」
思わず声をかけてしまう
白「……お前……これ……」
骨張った指が肌の上をなぞる
彼の指は牛島さんや太一さんに付けられたキスマークの上をゆっくりと滑る
白「……１週間で消えるのか？」
「……え？」
１週間？
白「間に合うのか……いや、最悪化粧で隠せば何とか……」
白布さんはブツブツと何かを呟いている
目は私の首元から逸らさないままで
「あの……１週間て、何がですか？」
そう聞くと、白布さんは呟くのを止め、私の腰に回していた手を放した
白「１週間後に、【館】でパーティが開かれるんだよ。それで、お前が主役なんだが……聖なる儀式にそんなボロボロの体じゃマズいな……」
パーティ？主役？
(どういうこと？)
私の頭は疑問符で埋め尽くされていた
白「【館】に来た女は、首領との初夜の１週間後、【館】の住人として死ぬコトを誓う儀式を行う。つまり、お前が主役だ」
「えっ……」
ますます訳がわからない
白「……はぁ…ハクチョウとリーフの各住人に連絡を回しておいた方がよさそうだな」
白布さんは「まったく」と言いながら頭を掻いた
……この人は何となく苦労人だな
「白布さんは……首領の補佐役なんですか？」
ふと、そんなことを聞いてみた
白布さんは一瞬驚いたような表情になった後
目を伏せた
白「どうだろうな……ただ、此処は規則が多い場所で、それを破るヤツが居るから、俺がいちいち仕切らなきゃならないってだけだよ」
……規則を破る人って言われた瞬間
赤髪のツンツン頭を思い出したことは忘れよう
「……大変……なんですね」
白「あぁ……壊れたヤツの処理を請け負うこともあるからな」
自然に
なんの違和感もなく
彼はそう言った
だが……
「処理……って……」
私にはその異質な言葉を自分のなかで整理できる能力がなかった
彼は静かに言う
白「"死体の後始末"だ」
平然と
眉ひとつ動かさずにそう言い放つ
私は頭がズキリと痛むような感覚に襲われた
そんな中……
白布さんは真っ直ぐに此方を見て
言った
『お前もいずれは……俺が処理することになる』
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★ホームランバッター☆(プロフ) - 美人になり隊さん» コメントありがとうございます！ハッピーエンドにできるように頑張ります！( *°∀°) (2018年10月16日 21時) (
レス) id: fc195e5c2a (このIDを非表示/違反報告)
★ホームランバッター☆(プロフ) - ケイン・シンセシス・フォーティフォーさん» コメントありがとうございます！辛かったです…。お見舞いに来てくれた家族もマスクを着けていて表情が見えないのが寂しかったです……。温かいお言葉ありがとうございました。時間はかかりますが、必ず完全復帰します！ (2018年10月16日 21時) (レス) id: fc195e5c2a (このIDを非表示/違反報告)
美人になり隊 - 最後はハッピーエンドでお願いします！ (2018年10月9日 21時) (レス) id: 1b3f0f7210 (このIDを非表示/違反報告)
ケイン・シンセシス・フォーティフォー - 結核だったんですか…お疲れ様でした。私は入院したことがありませんが、辛かったのであろうことが、従姉妹さんの文面から伝わりました。更新、楽しみにしています。 (2018年9月29日 17時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - リクです。影山、研磨、赤葦 セッター3連発でお願いしますwww (2017年9月26日 20時) (レス) id: 008a78feb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：★ホームランバッター☆ x他1人 | 作成日時：2017年4月5日 17時
