〜狂愛の館へようこそ〜 【白鳥沢・青葉城西】

bad timing * ページ19

*川西side*

「っん……ふぁ……」

あ〜……ヤバい

めっっちゃ可愛い

川「ふはぁ……どう？気持ちよかった？」

キスは上手い方じゃないけど

わりと頑張ったよ

「っ……」

耳まで真っ赤で

涙目で睨みあげてくる

川「あんまり可愛い顔しないでよ」

朝っぱらから止めらんなくなるんだけど

「……可愛くない……です」

川「謙遜しないで。今まで来た娘たちなんか比べ物にならないくらい可愛いから」

うん、ホントに

なんでもっと早く【館】に来てくれなかったの？

「……退いてください」

川「……強気だね」

でも強がってられるのも今のうち

服の中に入れてる手をスカートに移す

冴木の体がビクッと跳ねた

「やだッ…！触らないで…」

川「大丈夫だって。ほら、脚開いて」

ふるふると顔を横に振る

そんな初な仕草も可愛い

強引に脚を抉じ開けて下着の上から撫でる

「やっ……やめてください…」

口ではそんなこと言って

でも体は正直なんだなぁ…

布の下に指を滑り込ませる

ヌルヌルとした液体が指に絡み付く

川「……濡れてるけど？」

「違ッ…あっ……」

川「何が違うの？」

耳元で囁きながら愛撫する

うわぁ……あったかい

「んぅ…うあっ…」

歯を喰いしばって耐えてる顔も

我慢できずに漏れる喘ぎ声も

最高に唆る

川「……このままヤっちゃう？」

止まらなそうだわ、俺

「ッ…嫌です！私……」

川「牛島さんとはシたのに？」

「…あれは……」

わかってるよ

友達を助けるため

「んっ……ッあ?!」

あ、此処がイイんだ

「んあっ…ダメッ…」

川「何がダメなの？気持ちいいでしょ？」

これちょっと虐めすぎかな

でも冴木が予想以上にイイ反応するんだもん

川(……てゆーかキスマークえげつな……)

さっきからチラチラ胸元見えてるけど

痣やらキスマークやら

一夜でこんなボロボロになる？

少なくとも今まで来た娘はなんなかった

……でも冴木なら……

川「……俺も付けとこ」

冴木の首筋に吸い付く

ここ…服でも髪でも隠せない場所だよ

「あっ…」

もう服着たままでもイイや

なんて俺が思い始めた頃……

？「失礼しま……って…え？！」

……えぇ〜

このタイミングで〜

「？！」

川「……イイトコだったのに」

俺は冴木の上から退く

「……」

冴木はすぐに俺から離れた

あ〜あ……チャンス逃しちゃった


* * *
御気付きの方も多いと思いますが
「あと５分*」で白布と話していたのは川西くんです
太一の口調がよくわからん……泣

違う人 *→← 侵食 *

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す