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女の子「わたしがおおきくなったすがた……」
A「はい」
女の子「……」
女の子は下を向きました。
不安にさせてしまったでしょうか……。と、思いましたが。
女の子「すごい!すごいです!」
女の子は目をキラキラと輝かせました。
私はホッと息を吐きました。
だけど、女の子の表情は突然暗さを持ちました。
A「どうしましたか……?」
私が問いかけると女の子は泣き出してしまいました。
A「お、落ち着いてください!ゆっくりでいいから話してください。先程あなたは誰かに謝っていましたよね?それが関係していますか?」
私が慌てて諭すと、女の子はポツリ、ポツリと話し始めました。
女の子「実は……、私、大切な人を傷つけてしまったんです」
A「大切な人……?」
女の子「はい……。■■君って言うんですけど」
女の子が言う大切な人の名前が聞き取れず私は彼女に尋ねました。
A「ごめんなさい。もう一度その子の名前、言ってもらえますか?」
女の子「れい君です」
!?
女の子から名前を聴いた瞬間まるで電撃が走ったような気がして私は倒れてしまいました。
女の子「お姉さん!?どうしましたか!?」
女の子、いいえ、6歳の私の声が聴こえましたが、私の意識はどんどん薄れていきました。
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みつる(プロフ) - イアデビルさん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けてすごく嬉しいです!溜まった用事が終わり次第更新していく予定なので、是非これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月29日 0時) (レス) id: c059687b79 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - とっても面白いです!更新待ってます頑張ってください (2020年4月28日 16時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつる | 作成日時:2020年1月9日 19時