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A「……え?」
鏡花「あら……」
私達はお店に入った瞬間固まってしまいました。
それもそのはずです。この喫茶店で安室さんが働いていたのですから。
安室「……あ!A!……さん」
どうやら安室さんも私達の存在に気が付いたようです。
一瞬彼が私の名前を呼び捨てで呼ぼうとしていた気がしたのですが勘違いですよね?
とりあえず彼に席へ案内してもらい、私は彼に話し掛けました。
A「……安室さん。ここで働いていたんですね。驚きました」
安室「はい。この前Aさんと会った時に言おうと思ったのですが時間が押してしまったので言えなかったんです……。でも、貴女から来てくださってすごく嬉しいです‼」
A「そうですか。それなら良かったです。ですが、ここに来たのは偶然ですよ?」
会った瞬間抱き締めてきた安室さんにはどうしても警戒が抜けないために、偶然を強調して言いました。
安室「……偶然でも嬉しいです。所で、失礼ですがそちらの方は?」
安室さんは偶然を強調した私に悲しそうにしながら鏡花さんの方を見やりました。
鏡花「こんにちは。私はAの働いているお花屋さんの店長を勤めています鏡花といいます」
安室「ああ、Aさんの店長さんでしたか。僕は安室透といいます」
鏡花「貴方、お店に来た時にも思ったのだけれど、随分Aの事を知っているようね。彼女とは初対面の筈なのにいきなり抱き締めていなかった?」
安室「……すみません。それは秘密です。言えばAさんを困らせてしまいそうなので……。ですが、いきなり抱き締めた事については反省していますよ?」
鏡花「……そうですか。ただ、今後Aにあまり馴れ馴れしくしないでください。彼女は貴方の事は知らないと言っていましたし、すごく困惑していたんですよ?ニコッ」
安室「それは困りましたね……ニコッ」
ええ……?なんだか雲行きが怪しくなってきているような気が……?
幸い、今の時間帯はお客さんが居ないようですが……。
私はどうすれば!?というか速く注文したいのですが……。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
作者より
更新ができてなくてすみません(-_-;)
ちょっと忙しくて中々かけませんでした。
ですがこれからも亀更新かもしれませんけど頑張って書きますのでよろしくお願いします!
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みつる(プロフ) - イアデビルさん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けてすごく嬉しいです!溜まった用事が終わり次第更新していく予定なので、是非これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月29日 0時) (レス) id: c059687b79 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - とっても面白いです!更新待ってます頑張ってください (2020年4月28日 16時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつる | 作成日時:2020年1月9日 19時