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※Aさん視点に戻ります。
A「降谷さんが昔の私の事を知っている……?」
確定では無いとはいえその事実を何度も口に出してみましたが、突然の事過ぎて私は今だに信じがたくてポカーンとしてしまいました。
鏡花「Aちゃん。あのお客様の連絡先は聞いた?」
A「あ、いえ。初めて会った人だったのと、その……、突然だ、抱き締められたりしたので驚いてそれどころではありませんでした」
鏡花「あらら……。なら仕方ないわね。まあ、あのお客様Aちゃんのことを凄く大好きみたいだし多分また来ると思うわ。その時に昔の事を聞いてみたらどうかしら?」
A「そうですね……。え?好き??そんな訳ないじゃないですか」
うっかりそうですねと言ってしまいましたけど、あんな素敵な方が私を好きなわけ無いです。鏡花さんは私をからかっているんですね。
鏡花「そうかしら?じゃああのお客様がAちゃんを見るなり抱き締めていたのはどう説明するの?」
A「……うぅっ……。それは……」
痛い所を着かれてしまいました。
A「えっと、それはですね……。そう!あの人金髪で褐色肌だし、多分外国の方ですよ!外国では挨拶でキスをするぐらいですし、きっと、彼も私と初めて会ったので挨拶のハグをしたんですよ!きっとそうです!私の事も、他の常連さんのお客様から聞いただけだと思います。これで万事解決ですね!良かったです!」
早口に全てを否定する私を見て今度は鏡花さんがポカーンとしてしまいました。
鏡花「うーん……、本当にそうなのかしらね?納得はいかないけどAちゃんがそう考えるのなら貴女の意見を尊重するわ」
A「納得してもらえて良かったです!」
とりあえず鏡花さんは納得してくれたようです。
私は鏡花さんの考えが変わらない様に元気な返事をしておきました。
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みつる(プロフ) - イアデビルさん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けてすごく嬉しいです!溜まった用事が終わり次第更新していく予定なので、是非これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2020年4月29日 0時) (レス) id: c059687b79 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - とっても面白いです!更新待ってます頑張ってください (2020年4月28日 16時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつる | 作成日時:2020年1月9日 19時