44話 リンゴと花火 ページ45
『おーキレー!!やっぱ近くで見ると違うねー!』
甘ったるいリンゴ飴をかじりながら、次々と空に広がる花火を見上げる。
テレビとかで見るのとは格が違うよね!
とりあえず、ボッチ花火になんなくてよかったー
ky「きれいだな〜…いろいろと」
『ん?いろいろ?』
fj「どっちかと言うとかわいいでしょー?」
ko「お前らは花火の話をしろよ!!w」
もうさ、私がついていけない話するの止めてくれないかなぁ。
最近なんか変だし。
hr「花火よりAの方がきれいだよ〜」
『お、ありがと〜ラーヒーはイケメンだねぇ』
hr「ふふふ〜ありがと!」
ky「チッ、抜け駆けかよ…」
ko「こらっ、舌打ちしないの!」
『そんな北ヤンのヨーキー君にはこの食べかけのリンゴ飴を与えてしんぜよう!』
ky「食べかけかよ!!いらねぇしw」
fj「えーじゃあ俺がもらっちゃおっかな〜」
ky「やっぱ俺もらうわ」
『どっちwもうっ、ヒラにあげちゃうよ!』
hr「わ〜あんまり甘いもの好きじゃないけど嬉しいよ!」
うん、リンゴ飴は可愛い生き物だけが食べることを許されるんだよ。
北ヤンと不審者にはあげないよーだ。
fj「ちょっと期待したのに…」
ko「あのなぁ、俺ら花火見に来てんだよ!?w」
ky「あーそう言えばそうだったな」
ko「おい!!w」
『いや、ちゃんと見てるよ?さっき上がったのこーすけに似てたよね。丸いとことか』
ko「適当すぎんだろ!!似てねぇわw」
周りの目とかを一切気にせず騒いでるうちに、時間はどんどん過ぎてしまった。
上がる花火は少しずつ豪華になっていって、もうクライマックス。
『ね、最後ってさ、きれいだけどなんか寂しいよね』
fj「そうだね〜」
ko「今年の夏も、もう終盤なんだな」
hr「俺、全然実感わかないやw」
ky「あのさ…また来年も、みんなでこような」
『お、どうしたんだい?柄にもないこと言ってー』
ky「…べつに」
そのとき、最後の花火が夜空に上がった。
「…A、俺さ＿＿」
『…?』
辺りに響いた炸裂音で、誰かの呟きは掻き消された。
『…ねぇ、今、なんか』
パラパラと、消えそうな光が落ちていく。
辺りはまた暗闇に返って、みんなの表情を見ることができなかった。
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ラッキーメンバー
フジ
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nait(プロフ) - 今回はたくさんのご協力本当にありがとうございました！！nait (2017年9月10日 0時) (
レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
nait(プロフ) - 改めまして、皆さん投票本当にありがとうございます！現在合計11コメントで、有効なものが10、申し訳ないのですが時間の関係で無効となっているものが1コメントとなります。続編は現在制作中なので、そちらもぜひよろしくお願いしますm(- -)m (2017年9月10日 0時) (レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
あかし - キヨ！！ (2017年9月10日 0時) (レス) id: ab539aeb0c (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - ヒラに1票投票！ (2017年9月9日 21時) (レス) id: c957605279 (このIDを非表示/違反報告)
青濃いめの虹色ジャス民(プロフ) - キヨでおねがいします！ (2017年9月7日 0時) (レス) id: 111d20a909 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nait | 作成日時：2017年4月11日 3時
