4話 辛いものは辛い ページ5
hr「A〜…!!」
『ぐふぅ!?』
動画の編集をしていると、いきなりヒラに脇腹をアタックされた。
『ヒ、ヒラ…もうちょっと力加減ってものを考えてね…?』
hr「そんなことより助けて!!」
『無視かよっ!!』
はあ…ヒラのマイペースには毎回飽きれる。
いや、そこがいいんだけど。
『はあ…で、なにがあったの…?』
hr「キヨが面倒くさいんだよ〜…!!」
『は?』
「うるさい」でも「暑苦しい」でもなく、面倒くさい?
ヒラに面倒くさがられるなんて、一体なにをしたんだ…
hr「説明するよりも見た方が早いと思うから、とりあえずリビングに来て…?」
『うーん…まあ、ヒラに頼まれたら仕方ないか』
キヨからならともかく、ヒラに頼られたら嫌でも断れないよね。
私はヒラについてリビングへ向かった。
hr「っ…Aごめん!」
『え!?ちょ、ちょっとヒラ…!?』
私がリビングに入った瞬間、後ろから押されて扉を閉められた。
ええ〜…ヒラさん、それはさすがにひどくないかい…?
『もう…』
しょうがないなあ…それだけ面倒くさい状況なのか。
渋々キヨの方を見ると、なにやら写真集を眺めてひどく落ち込んでいるみたいだった。
あ…(察し)
『…キヨ、なに落ち込んでるの。なんかキヨらしくないよ?』
私が訪ねると、キヨは大きなため息をついた。
ky「A〜…だってさぁ、のぞみーるが〜…」
うん、だと思った。
たしかにこれはめっちゃ面倒くさいね。
『はぁ…私は渡部さんよりもキヨの方がかっこいいと思うよ?』
(ご本人様マジごめんなさい)
ky「え…それ、マジで言ってんの…?」
『うん…だから、いい加減立ち直りなよ。みんな心配してるしさ』
ky「ん…わかった」
あれ、なんか意外とすんなり解決した。
まあ、解決したからなんでもいいけど。
ky「Aはずっと俺の傍にいるの?」
『え?なにそれ。私はどこにも行かないから大丈夫だよ?』
ky「おう…ちょっと安心した」
『?…うん』
なに。キヨが借りてきたキヨになってる。
ky「悪かったな、心配かけて」
『ううん…?別にこれくらいどうってことないけど…』
ky「そっか。ありがとな」
『うん…』
いや、なんだこれ…
今日のキヨは気持ち悪いくらい素直だ。
いつもはこんなんじゃないのに、なんか調子が狂うな…
よくわからないまま、今回の事件(?)は幕を閉じた。
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nait(プロフ) - 今回はたくさんのご協力本当にありがとうございました！！nait (2017年9月10日 0時) (
レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
nait(プロフ) - 改めまして、皆さん投票本当にありがとうございます！現在合計11コメントで、有効なものが10、申し訳ないのですが時間の関係で無効となっているものが1コメントとなります。続編は現在制作中なので、そちらもぜひよろしくお願いしますm(- -)m (2017年9月10日 0時) (レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
あかし - キヨ！！ (2017年9月10日 0時) (レス) id: ab539aeb0c (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - ヒラに1票投票！ (2017年9月9日 21時) (レス) id: c957605279 (このIDを非表示/違反報告)
青濃いめの虹色ジャス民(プロフ) - キヨでおねがいします！ (2017年9月7日 0時) (レス) id: 111d20a909 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nait | 作成日時：2017年4月11日 3時
