21話 もうひとつの姿 ページ24
キヨが家についてくる...?
『え...でも、さすがに家には入れられないよ?』
ky「どうして」
どうしてって...そんなことしたら、つわ兄が何て言うか...
『急に知らない男の人を連れてきたら、誰でも驚くよ?』
ky「じゃあ、人じゃなかったら大丈夫なんだな?」
『...?』
“人じゃなかったら”?よくわからない言葉を残して、キヨは目を閉じた。
と、次の瞬間...
『...!?』
一瞬目の前が明るく光って、私は目をつむった。そして、目を開けると...
そこにはキヨの姿はなく、代わりに小さい黒猫がちょこんと座っていた。
『...もしかして、キヨ...?』
ky「そうだよ。これが、俺のもうひとつの姿だ。」
『もうひとつの...』
すごい、私が昔飼ってた猫にソックリだ。
ky「この姿なら、ついていってもいいよな。早くいこうぜ、急ぐんだろ?」
『そ、そうだね、行こう!』
キヨの部屋を飛び出して、長い廊下を駆け抜ける。
階段を降りると、ぴーちゃんとレトさんがいた。
p「あ、Aちゃん!目が覚めたんだね。」
rt「て、どこいくん!?」
『ごめん、早く帰らないといけないから...!また明日くるね、バイバイ!』
rt「ち、ちょっと!!キヨくんも行くんか!?」
ky「うん、ちょっと行ってくるわ。」
p「行ってらっしゃ〜い」
rt「いや、ええんか!?ちょっとまって...」
レトさんの言葉を最後まで聞かず、そのまま事務所を出てひたすら走る。
公園を横切って、駅で電車に乗り、家に着いたのは7時を少し過ぎたころだった。
『つわ兄の前では絶対に人の姿になっちゃダメだよ!あと喋るのも禁止!』
ky「わかってるよ、早く入ろうぜ!!」
ホントに大丈夫かな...
私はキヨの言葉を信じて、玄関の扉を開けた。
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nait(プロフ) - 騙してないし、文才ないし〜...てかマジ厨二駄作ハズい〜... ところで、お気に入り登録してくれた天使は君かい？ (2017年3月15日 0時) (
レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
りむ(プロフ) - うほ―(・∀・)ｲｲ!!文才ないとか言いながらめっちゃうまいやんかぁ！！ダマしたなwwΣ(▼□▼メ)リ･ア･友(*^▽^*) (2017年3月14日 21時) (レス) id: f03cd03a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nait | 作成日時：2017年3月9日 20時
