13話 まるで絵本の中 ページ15
二人に案内されてたどり着いたのは、公園から少し離れたところに建っている大きな建物。
レンガ造りで、外国に来たみたいな気持ちになる。
『お、大きいね...!』
ky「そうだろ!?自慢の我が家だ!」
キヨさんは嬉しそうにそう言って、私の頭をわしゃわしゃ撫でた。
出会ってすぐは冷たかったけど、少しは心を開いてくれたみたいで、嬉しかった。
rt「我が家って...厳密にいえば、キヨくんの家やないやろ?」
『え、どういうこと?』
ky「...この家の持ち主...俺たちはp-pって呼んでるヤツがいるんだけど、そいつにここに住ませてもらってんだよ。」
『じゃあ、私に会わせたい人って、その人のこと?』
rt「そうやで!まあ、他にも何人かおるんやけど...まずは会ってもらいたいから、とりあえず中に入ろか!」
レトさんはそう言うと、扉を開けて私の手を引く。
中を覗くと、そこには...
高い天井に、沢山の本棚。
真ん中には大きな階段があって、その先には長い廊下が続いている。
広い部屋には、コーヒーのいい香りが立ち込めていた。
『すごい...』
まるで、絵本の中の世界に入り込んだみたいだ。
『ここ、本当に家なの...!?』
rt「実は、さっきキヨくんが言ってたp-pが、探偵をやっとるんよ。だから、ここは家でもあるけど、もとは探偵事務所なんやで!」
『そう、なんだ...探偵って、本物は初めてみるかも...』
私達が入口でそんな話をしていると、奥から眼鏡をかけた背が低めの男の人が出てきた。
ky「あ、p-p!昨日話してた子、連れてきたぜ!」
キヨさんがそういうと、p-pさんは私に気づいたのか、こっちを見て微笑んだ。
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nait(プロフ) - 騙してないし、文才ないし〜...てかマジ厨二駄作ハズい〜... ところで、お気に入り登録してくれた天使は君かい？ (2017年3月15日 0時) (
レス) id: ec076a3ff1 (このIDを非表示/違反報告)
りむ(プロフ) - うほ―(・∀・)ｲｲ!!文才ないとか言いながらめっちゃうまいやんかぁ！！ダマしたなwwΣ(▼□▼メ)リ･ア･友(*^▽^*) (2017年3月14日 21時) (レス) id: f03cd03a26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nait | 作成日時：2017年3月9日 20時
