2 ページ4
貴方side
周りの騒がし声で目を覚ます。
『う、うぅん。ここは…』
重い体を持ち上げ周りを見渡す。
見慣れない部屋の中。私の周りを囲む5人の人たちと、しゃべる豚。
ダメだ完全に疲れてる。寝すぎて頭が働いていないのかもしれない。
エリ「あ、起きましたわ!」
白髪の女の子がそういうと他の人たちの視線が集中する。
私と身長があまり変わらないぐらいの少年や、窓越しから見ている少女、エレイン様を助けて食てたバンという男。
そして険しい顔をして私を見つめる宙に浮いている少年。
「ねえ、君妖精族だよね。こんなところで何してるの」
冷たい声でそう聞く少年。言い訳しても意味はないだろう。
『はい。妖精族のAといいます。ハーレクイン様を探しているんです』
そう私がいうと質問してきた少年の顔が一気に青ざめる。
「み、みんなは、妖精王の森は、無事なのかい……?」
なんでこの人はこんなに私たち妖精のことを気にしているのだろう。関係ないのに。そういえばこの人は私が妖精ってことに気づいてた。この人はだれなの。
『あなたは一体………………』
「質問に答えるんだ!!!!」
そう声を荒げる少年。
メリ「おいおい、妖精王様あろうものが女の子にそんな怒鳴りつけちゃだめだぞ」
黄色髪の少年が声を荒げた少年を押さえつける。
まって今、
『あなた様が、妖精王、ハーレクイン、様なのですか………………』
何も言わず私を見つめる少年。
ああやっと、やっと逢えた、
『みん、な、は、無事、です、』
私はハーレクイン様の胸の中で泣き続けた
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウエサマ(プロフ) - とても個人的なのですが、放置少女やってますか? (2022年8月16日 19時) (レス) id: 1442eac3b7 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - みたぞのさん» わ、本当だ、、、気付かなかった、、、ご指摘ありがとうございます! (2022年7月10日 18時) (レス) id: e8076d4a10 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/ジナルフラグ立ってますよ!!ルール違反なので外して下さいね!!作品を作られるのはご自由ですがルールは確認された方がいいですよ!! (2022年7月10日 18時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海月 | 作成日時:2022年7月10日 17時