持つべき共は親友 ページ42
『ちょっと（人1）！
今の人…まさか、翔君の担任の先生！？』
『ふぇ？そうだよ^ ^
杉村先生って言うの。男性の保育士さんって、珍しいよね(o^^o)』
『確かに…って、そうじゃない！
私が言いたいのはね？
あの人、絶対に（人1）に気があるよ！！』
『私も、彩に同感。』
『まさかぁ( ´ ▽ ` )ﾉ
だって私、結婚してるよ？
それに、先生だって私に旦那がいる事は知ってるでしょ(笑)
既婚者に恋愛感情って…ないない^ ^
二人とも、ドラマの見過ぎだよ( ´ ▽ ` )ﾉ』
『みしゅぎよ( ^ω^ )』
呑気に笑っている（人1）。
挙げ句の果てには、翔までにも言われる二人。
『はぁ…。
（人1）は鈍感過ぎる。』
『智也に話しておいた方がいいかな？』
何かあってからでは遅い。
近くに（人3）が居ないのだから、尚更だ。
過去にもピンチの時が何回かあった。
しかし、その時は（人3）が近くにいたのだ。
彩と里奈は、
あの先生が（人1）を見る目を、忘れる事は出来ないと思った。
『（人1）は私の親友。
（人3）さんが居ないなら、私達が守ってあげる。』
『親友だしね。ウチらが頑張るしかないか。』
密かに誓いを立てた里奈と彩であった。
ー杉村sideー
お昼休み中、（人1）さんを見つけた。
『旦那さん、来てないんだ。なら好都合かな？
ちょうど、翔君も泣きそうだし。』
俺は翔君を抱き上げた。
『翔君、何で泣いてるのかな？』
元々、人見知りをしない翔君は、大分俺に慣れてきてくれている。
既婚者である人を落とすには、
先ずはその子供から。
保育士として信頼度を上げておけば、近づきやすくなるし…。
"父親が仕事でこれない…"
その言葉を聞いた時、運は俺を味方している。
素直にそう思った。
息子の成長が見れる行事に来れない父親ってことは、よっぽど仕事が忙しいか、あるいは愛情が冷めてるか…もしくは、芸能人か…。
少しずつではあるが、情報が増えてきた。
チラッと盗み見たお弁当は、凄く美味しそうで…。
俺の為に作って欲しい…そう思った。
美人で可愛くて、料理上手。
文句無しの嫁。
『絶対、手に入れますからね^ ^』
誰にも聞こえないような小さな声で、囁いた。
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まりん(プロフ) - 探したら違うところにありました！シリーズとしては別のものみたいになってしまっていますが最初から読んでみますね！！本当にすみませんでした！ (2016年6月4日 21時) (
レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 最初から読みたいのですが…。part4からしか無いのですが、もう読めないのですか？封印状態やめてください。お願いします〜 (2016年6月4日 21時) (レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 梨央さん、コメントありがとうございます！これは、私の処女作品なんですが、そこまでお褒め頂いて、凄く嬉しいです(*^^*)今書いている作品が落ち着き次第、投稿出来たらと思います^ ^ (2015年11月30日 16時) (レス) id: a92accdbf2 (このIDを非表示/違反報告)
梨央 - すっごく素敵な話で２時間くらい夢中で一気に読んでしまいました( ´ ▽ ` )ﾉ続き楽しみにしてます！！！！！ (2015年11月29日 3時) (レス) id: 035926c0f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2015年10月28日 22時
