妬み�� ページ4
『すみません…
小坂で予約している連れの者ですが…』
『はい。こちらのお席になります。』
店員に案内された部屋の前に着くと、（人3）はドアを開けた。
『小坂さん、連絡ありがとう^ ^』
『いえ…って（人1）！？』
部屋には里奈と白石がいたが、二人とも（人1）が来たことに驚いた。
『白石くん…久しぶり…だね』
すると白石は（人1）に頭を下げて謝った。
『あの時は、本当にごめん。
凄く傷つけたし、許されるとは思ってない。』
『うん…。でも、許す。
何時までも引きずってられないもん^ ^』
『ありがとう…
記者会見…見たけど、（人2）さんと結婚したのって…』
『うん、私^ ^』
『そっか。
じゃあ、苗字も（人2）さんに変わったんだね。
何だか変な感じだな(笑)』
ぎこちないが、白石との関係は和解できた（人1）。
すると、（人3）が白石へ話しかけた。
『白石さん、お久しぶりです。』
『（人2）さん、ご結婚おめでとうございます。
連絡先を知らなかったので、小坂さんに連絡をとってもらいました。』
『で？
（人1）が事故に遭った件ですが…』
白石は頷くと、話し出した。
『確証はないですけど…多分、陽子の仕業だと思います。』
『陽子？』
すると、里奈が話し始めた。
『陽子ちゃんって言うのは、私達の同級生。
白石くんと付き合ってたんだけど…』
『俺が（人1）さんの事が諦めきれず、
陽子を振ったんです。
陽子は（人1）さんの事を妬んでる…。
言い訳に聞こえるかもしれないですが、ホテルでの出来事を提案してきたのも陽子なんです。
小坂さんから事故に遭った時の状況を聞いたとき、もしかしてって思ったんですが…』
すると（人3）は（人1）を見つめると言った。
『（人1）…事故のときの事、何か覚えてない？』
『…。』
『（人1）、何か隠してるでしょ。』
『！？
かっ…隠してなんか…』
『俺に嘘は通じないよ。
ずっと（人1）を見てきたんだから。』
『隠してなんか…』
『じゃあ何で、俺から目線を逸らすの？』
『ッ…』
『（人1）？』
『ごめんなさい…』
（人1）は静かに話し始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まりん(プロフ) - 探したら違うところにありました！シリーズとしては別のものみたいになってしまっていますが最初から読んでみますね！！本当にすみませんでした！ (2016年6月4日 21時) (
レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 最初から読みたいのですが…。part4からしか無いのですが、もう読めないのですか？封印状態やめてください。お願いします〜 (2016年6月4日 21時) (レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 梨央さん、コメントありがとうございます！これは、私の処女作品なんですが、そこまでお褒め頂いて、凄く嬉しいです(*^^*)今書いている作品が落ち着き次第、投稿出来たらと思います^ ^ (2015年11月30日 16時) (レス) id: a92accdbf2 (このIDを非表示/違反報告)
梨央 - すっごく素敵な話で２時間くらい夢中で一気に読んでしまいました( ´ ▽ ` )ﾉ続き楽しみにしてます！！！！！ (2015年11月29日 3時) (レス) id: 035926c0f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美月 | 作成日時：2015年10月28日 22時
