家族旅行�� ページ29
旅館を出ると木の板で造られた階段を登っていく。
階段の両端には、キャンドルが灯っていた。
『すごく綺麗…。』
『だろ？
旅館を調べてる時に、目玉になってたんだよ^ ^
それを見つけた時、絶対に（人1）と2人で来たいなって思ってたんだ(^ ^)』
（人3）は（人1）の手を取ると、そっと指を絡ませる。
『（人4）…//』
久しぶりの感覚に、顔を赤らめる（人1）。
『やっぱり（人1）は変わらないな^ ^』
『え！？ そんなに私…子供っぽい？(´･_･`)』
『いや(笑) そうじゃなくって…。』
（人3）は小さな声で言った。
『手を繋いだだけで、顔を赤くするところ…
可愛いなって。
付き合ってる頃から、そうだったからさ(^ ^)』
『//』
『ほら…また。
思わず、キス…したくなる。』
『んっ…（人4）っ…。』
（人3）が唇を離す頃には、肩で息をする（人1）。
その身体は、冬にも関わらず、熱を持っていた。
『（人4）っ！ここ…外だよ！？』
『だって…（人1）が悪い^ ^』
階段を登りきると、そこには一軒のバーが。
テラス席が幾つか備えられており、真ん中には火が焚かれていた。
2人はバーへと入ると、（人3）が注文をし始めた。
『ホットワインを１つと、温かい紅茶を１つお願いします。』
（人1）は相変わらず、お酒が弱い。
何も聞かずに注文をしてくれる（人3）に、（人1）
は言った。
『ありがとう(*^_^*)』
『いーえ^ ^』
2人は飲み物を手に、テラス席へと移動する。
『星…綺麗だね。
こんなに沢山の星は、なかなか見れないもん。』
『うん。
今は冬で、空気もよく澄んでるしね^ ^』
（人3）はホットワインを一口飲むと、（人1）を見つめて、静かに話し出した。
『（人1）、俺さ…。
（人1）と付き合って、結婚して…。
翔と愛華が産まれてきてくれて…。
こうして4人で過ごせる事が、凄く嬉しいんだ。
毎日が欠かせない思い出になって…
笑ったり、怒ったり。
本当に幸せだなって思うよ。』
そう優しい顔で話す（人3）に、（人1）もまた優しい顔で答えた。
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まりん(プロフ) - 探したら違うところにありました！シリーズとしては別のものみたいになってしまっていますが最初から読んでみますね！！本当にすみませんでした！ (2016年6月4日 21時) (
レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 最初から読みたいのですが…。part4からしか無いのですが、もう読めないのですか？封印状態やめてください。お願いします〜 (2016年6月4日 21時) (レス) id: eec627beff (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 梨央さん、コメントありがとうございます！これは、私の処女作品なんですが、そこまでお褒め頂いて、凄く嬉しいです(*^^*)今書いている作品が落ち着き次第、投稿出来たらと思います^ ^ (2015年11月30日 16時) (レス) id: a92accdbf2 (このIDを非表示/違反報告)
梨央 - すっごく素敵な話で２時間くらい夢中で一気に読んでしまいました( ´ ▽ ` )ﾉ続き楽しみにしてます！！！！！ (2015年11月29日 3時) (レス) id: 035926c0f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2015年10月28日 22時
