学生時代�� ページ37
『あっ…お抹茶がない！（人2）ちゃん！！』
『はい？』
『お抹茶が切れちゃったの…
作法室へ戻って、お抹茶取ってきてもらえるかな？』
『わかりました！』
（人2）は学校の近くの神社に来ていた。
今日は神社で開かれているお祭りに参加している。
『(作法室ってことは、学校に入らなくちゃいけないのか…
できれば、誰にも会いたくない…)』
（人2）は校舎までくると、昇降口の時計をみた。
『やった☆
今なら授業中だから、誰にも会わない(＾ω＾)
巫女さんの姿を見られたら、恥ずかしいもん(笑)』
（人2）は作法室の鍵を開けて、中に入った。
『(あれって巫女さん？もしかして！！)』
（人2）は抹茶を3袋手に持ち、入り口へ向かおうとした。
その時…
ガラッ…
『！？
だっ…誰？』
（人2）は恐る恐る口に出した。
『ごめんね、脅かすつもりはなかったんだけど…』
そう言い、現れたのは白石。
『白石くん！？
どうして？今、授業中…』
『体育の授業中、ちょっと怪我しちゃって…
保健室で手当てを受けた帰りなんだ☆
そしたら、巫女さん姿の人が入っていくのが見えてさ(＾ω＾)』
『そっか…。
あの…白石くん？私、すぐに戻らなきゃ…』
なぜか白石は靴を脱ぎ、作法室へと上がり込んできた。
『白石くん…？』
『（人1）さん、凄く可愛い。』
ジリッ…ジリッ…。
一歩一歩こちらに近づいてくる白石。
（人2）も、それに合わせて一歩一歩下がる。
ドンッ…
『！？』
（人2）の後ろには壁。
『（人1）さん…』
白石は、（人2）の顎を軽く掴み、上を向かせる。
『！？
白石くん…ちょっと待って！ヤダ！！』
（人2）が嫌がるのを無視し、白石は少しずつ顔を寄せていく。
『(もうだめ…誰かっ！！)』
『（人2）ちゃーん？お抹茶あった？』
先輩が入り口から声を掛けてきた。
ドンッ
（人2）は一瞬の隙をついて白石を押し返すと、先輩がいるであろう入り口へと駆け出した。
『（人2）ちゃん？どうしたの！？』
目に涙を浮かべて駆け寄ってきた（人2）に、慌てて聞く先輩。
『いえっ…なんでもありません…
遅くなってしまい、すみませんでした。』
謝る（人2）を連れ、神社に戻った2人。
作法室へ残された白石は、ただ下をうつむき、1人立っていた。
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ちょこミント(プロフ) - いえいえ！楽しみにしてます^ ^ (2015年10月14日 23時) (
レス) id: 0b999e4838 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - すみません（ ｉ _ ｉ ）訂正致しました。ご指摘、ありがとうございました(＞人＜;) (2015年10月13日 23時) (レス) id: a92accdbf2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこミント(プロフ) - 浮気前編の最後から名前ごっちゃになってますよー！ (2015年10月13日 10時) (レス) id: 0b999e4838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美月 | 作成日時：2015年10月12日 19時
