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「…彼奴が持っているのはナイフ一本だぞ?あんな奴にうちの門番がやられるわけが…」
組員たちの姿を見ると一目散に駆け出す。
それを見た組長はすぐさま部下たちに命じる。
「追うぞ!!」
組長の命を受けた部下達は一斉に逃げ出した男の追跡を開始した。
だが男は非常に足が速く、どれだけ追いかけても一向に距離が縮まる様子はない。
そしてその男はようやく走るのを止めて立ち止まると、次の瞬間には部下達の視界から姿を消した。
「なっ!?消えやがった!」
「そんなバカな!!」
「どこに行ったんだ!?」
混乱する部下達だったが、組長だけは冷静だった。
「…まさか……」
*
「お、おい、なんだよお前…」
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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年12月6日 7時