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欲を言うなら、まだお前と一緒に生きていたかった。
一緒に笑って、泣いて、怒って。
この先もずっと、一緒に…………。
*
「ランスお兄ちゃん、これからもずっと一緒だよ!約束!」
*
幼い頃のユウがこちらに向かって右手の小指を向けてくる。
ごめんな、ユウ
その約束はもう、守れそうにないんだ
「…嗚呼、戻りてえなぁ」
、
「……ランスお兄ちゃん?」
「!!」
その声と共に俺は顔を上げる。
そこには、ユウがいた。
カイリは先に行ってしまったのか、そこにはもういなかった。
「もう用事は済んだのか」
「うん、カイリも、もう大丈夫だって」
「…そうか」
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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年11月20日 6時