検索窓
今日:12 hit、昨日:5 hit、合計:548 hit

ページ29

些細なことかもしれないが、私は主といる時が一番幸せだった。




こんな幸せがいつまでも続けばいい。




カイリは顔を上げる。




(主…)




主はカイリに向かって微笑んだかと思うと、




ゴッッッ




突然金属で殴られたような鈍い音が鳴った。




ゆっくりと花びらのように散っていく血。




それは主の血だと気づくまで時間はかからなかった。




(!……何故、主が血を流している……?)




カイリは状況が理解できずにその場に立ち尽くす。




(誰が主を殴った?誰に主は傷つけられた?)




頭が真っ白になる。




ふと、自分の頭上が暗くなった。




主の後ろに誰かいる。




それも一人じゃない。五人はいる。




五人は気味の悪い笑みを浮かべながらこちらを見ている。




(憎い、憎い、人間どもが憎い……!!)




主はうめき声を上げながら痛みに悶えている。




カイリは主を殴った青年…Cに向かって飛び掛かった。




しかし、Cの仲間達に阻止されてしまい、また吹き飛ばされてしまった。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , ファンタジー , オリジナル作品   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年11月20日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。