検索窓
今日:37 hit、昨日:5 hit、合計:573 hit

ページ22

「…副、隊…長……?」




ユウは戸惑いながらランスの顔を見る。




「…どういう、こと?」




「!ユウ、これは…!」




「…僕を、騙していたの…?」




ユウは呆然とランスを見る。




言えない、言いたくない。




裏切りではない。




自分の立場はちゃんとわかっている。




しかし、今ここでユウに真実を話しても、もうユウは自分の言葉を信じてくれないかもしれないと本能でわかっていたから。




だからこそ言えなかった。




「違う!!!ただ俺は…!」




(俺は……)




裏切ったと思われても仕方がないのかもしれない。




でも、これだけは信じてほしかった。




ランスは必死に言葉を探すが……見つからない。




「隊員がお前と連絡がとれないと言っていて、わざわざ探しに来たというのに、…」




「…まぁいい…おかげで人間を探す手間が省けた。ランス、人間をこちらに引き渡してくれ。あとはこちらで処分する」




ランスが固まっていると、白の騎士は剣を構えてユウに襲い掛かった。




(クソ!)

・→←ひつじがななひき



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , ファンタジー , オリジナル作品   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年11月20日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。