検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:952 hit

ページ40

ウィリーはいつも通りの笑顔でユウに話しかける。




「あの……ちょっと、眠れなくて……」




「そうかい、じゃあこっちにおいで」




ウィリーがそう言って手招きをする。




ユウはウィリーに言われるがままついていくとウィリーは先ほど自分が座っていた椅子の向かい側の椅子を引いた。




ユウは促されるまま椅子に座る。




ウィリーもまた、向かいの椅子に座る。




そしてまた、書き物を始めた。




ユウはその内容が気になり、少し背伸びする。




しかし、ウィリーが何を書いているのかは見えなかった。




「気になるかい?」




「あ……すみません、勝手に見てしまって」




「いや、いいんだよ」




「…あ、あの」




「ん?」




「…こんなこと聞くのは変、かもしれないんですけど、ウィリーさんは、その、どうして、研究が好きなんですか?」




「…」




ユウはウィリーと出会ってから、ずっと気になっていたことを聞いた。




なぜこの人がこんなにも熱心に研究に打ち込むのか。




もう既に、死んでしまった身であるにも関わらず、何故こんなにもたくさんの研究をし、発明品を作り続けるのか。




ウィリーは少し考えると口を開いた。




「…ユウクン君には、大切な人は居るかい?」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , ファンタジー , オリジナル作品   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。