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母は普段は朝から晩まで仕事に出ており、家に帰ってくるのはいつも深夜だった。



ご飯は当然作っている時間がないので、毎朝母がダイニングテーブルに置いていく千円札で僕とイリアは一日を乗り切っていた。




母と共に過ごした記憶は殆ど残っていないが、自分と血のつながった人間だからかどうしても気になってしまった。




ユウは目を閉じる。




隣のベッドからはランスの寝息が聞こえる。




(今何時だろ……)




ユウはベッドから起き上がり、窓から外の様子を窺う。




外は一向に暗く、ぽつぽつと立っている街灯と、建物から漏れ出る 色の明かりだけが辺りを照らしている。




(…………眠れない)




ユウはベッドから起き上がった。




(誰か起きてるかな……)




ユウはベッドから降りると部屋を出て階段を下り、一階の部屋の扉を開けた。




部屋の隅でぼんやりと明かりが灯っている。




ユウは好奇心からその明かりの方に向かう。




ゆっくり近づいていくとそこに誰かがいるのが見えた。




(ライム…?)




よく見るとそれはライムではなく、机に向かって書き物をするウィリーだった。




先ほどの雰囲気とは打って変わり、真剣な表情をしている。




ウィリーはユウに気づくとペンを置いた。




そしてゆっくりと振り返る。




ウィリーはユウと目が合うと、椅子から立ち上がり、ユウに向かって歩いてきた。




「やあユウクン、どうしたんだい?」

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あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時

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