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ランスは隣にいるユウに違和感を感じ声を掛ける。
ユウは床一点を見つめてぼうっとしている。
(Cが、イリアは死んだって言ってた…信じたくないけど、Cは僕と違って向こうの世界にいる。だからイリアがあの後どうなったか、Cなら知っている筈だ。でも…)
「……ランスクン、ユウクン、しばらく家でゆっくりしていくといい!」
「…ウィリー、まさか、本当に二人、実験台、するつもり?」
「何を言うんだい助手クン!私はただ疲れている者を労わりたいだけさ!」
「……ユウ、どうする?」
「……」
ライムに聞かれたユウはゆっくりと俯いた。
「決まりだね!ライムクン、2人分部屋を用意してくれ!」
「…分かった」
ライムは一言そう言うと部屋から出て行った。
結局ユウ達はウィリーの家に泊まることになった。
ウィリーの家は二階建てで、一階部分が研究部屋になっていた。
ユウとランスが二階の空き部屋のベッドに寝転がる。
ベッドはふかふかとしていて気持ちいい。
(…お母さん、今頃どうしているんだろ)
ユウは此岸にいる母のことがふと気になった。
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あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時