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「あ……そういえば私、さっき薬を飲んでいなかったんだっけ……ね、助手クン」
「……だめ」
ライムがそう言うとウィリーは落ち込んだ様子で俯いた。
「うう……助手クンに断られてしまった……でも私は諦めないぞ!」
「……ウィリー、薬ばっかり、体壊す」
「薬って?」
ユウがライムに尋ねるとライムはため息をついた。
「…精神安定剤」
「ああ……そうなんだ」
「お願いだよライムクン!その薬は私の命も同然なんだ!」
ライムは面倒くさそうにウィリーの話を聞くと、ベッドから立ち上がった。
「ダメ、あげない……今日、薬、飲んじゃダメ」
「...風、当たってくる」
そう言って医務室の外に出ようとする。
「すみません」
外から誰かの声がした。
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あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時