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「ああそれか、そうだね……分かりやすく言うと「魂だけの存在」ってことさ!私達のようなね!」
ウィリーは事も無げに言ったが、それは普通ではありえない事だった。
「魂だけの存在……?」
「ああそうだ!だからキミとこうして会話ができるのも、こうして触れることができるのも、現世に干渉することが出来るのも、死んでしまった魂の中ではこの世界にいる者だけという訳さ!いやあ研究中のころは私一人で「魂を生き返らせる装置」という理論は証明できたんだけどねえ!肉体そのものをこっちの世界に連れて来るっていう過程がどうにもできなくってさあ!あ、そうだ、「魂」の方が気になるんだったら一回やってみるかい?」
ウィリーはワクワクした様子でユウに矢継ぎ早に尋ねた。
「い、いえ……結構です……」
好奇心旺盛なウィリーを見て若干の恐怖を覚えたユウは慌てて断った。
「関係ない人、巻き込まないで、ウィリー」
ライムはそう言うと、ユウの腕に手を置いた。
「ううんそうだね……ごめんよ、ユウクン。ちょっと興奮してしまったようだ」
ウィリーが申し訳なさそうに言った。
「あ、いえ……」
ユウはウィリーとライムを交互に見る。
すると何かを思い出したのか、ウィリーが声を上げた。
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あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時