・ ページ30
少女はユウの方をじっと見ている。
「……おはよう」
ユウは少し戸惑いながらも少女に挨拶する。
「あなた、魘されていた、だから、助けた」
そう少女は言ったがユウの中には一つの疑問が浮かんだ。
どうやって少女は僕の夢の中に来たんだ?
誰かの夢の中に入るなんて、そんなこと、出来るのだろうか…?
「…でも、僕の夢の中だよ?…どうしてそんなことできたの?」
「それは…」
少女が何か言いかけたその時、部屋の扉が勢いよく開いた。
「いやー今日はいい日だ!珍しい毒虫がこんなにたくさん採れるなんて!っはは、これは実験が捗りそうだよ!」
そう言いながら部屋に入ってきたのは白衣姿の男だった。
男はユウが起きていることに気が付くと、凄まじい勢いでユウに突進してきた。
「おお!これはこれは!無事目覚めることが出来たんだね!人間クン!そうかそうか良かった良かった!」
「は、はあ……」
ユウは面食らっていた。
しかし、その白衣の男の後ろからひょこりと少女が顔を出す。
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時