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少年はびっくりして後ろにいる羊の少年と目線を合わせる。
その目は嘘を言っているようには全く見えなかった。
むしろまっすぐな目で少年を見つめている。
「そ、そんなのダメだよ!それ××のお金だし……せっかくユ×が頑張って貯めたお金なのに」
「あはは、べつにいいよ。お小遣いならまた貯めればいいんだし」
羊の少年は笑って答える。
確かに少年のポケットにはまだお金が残っているのだが、だからといって××にお金を出してもらうわけにはいかないと少年は思った。
そんな少年をよそに、羊の少年は図鑑を手に取ると、長髪の少年を引き連れて会計に向かった。
「……本当にいいの?僕なんかに使って……」
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あまちゃん(プロフ) - リョウナ@幽霊さん» コメントありがとうございます!そんなに褒めていただけて嬉しいです😭励みになります🔥💪🏻 (10月23日 17時) (レス) id: 86f5249162 (このIDを非表示/違反報告)
リョウナ@幽霊 - この作品好きです!めっちゃ大好きです!!更新とか頑張ってください!! (10月23日 16時) (レス) @page23 id: e32eeebb6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまちゃん | 作成日時:2023年10月1日 8時