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あっという間に1日目が終わって、もう就寝時間。
大ちゃんがトランプやろうって騒ぐからみんなでトランプして、気づくともう夜中の1時。
さすがに疲れて寝ることに。布団は横に3組ずつ敷かれていて、りょー君が真ん中で俺と大ちゃんがその隣。向い合わせで須田君達の3人が寝る。
みんなの寝息が聞こえきて俺もウトウトしてきた。
その時、ゴソッと誰か布団に入ってきた。ビックリして振りかえるとりょー君だった。
『りょー君、ビックリしたじゃん。』
周りに聞こえないように小さな声で話す。
チュッ。
りょー君の唇が一瞬触れる。
『何してんの!?』
「しーっ。聞こえちゃうよ?」
布団を頭までスッポリかぶって、そのまま唇を塞がれて舌が入ってくる。
『ンッ…』
「慧、可愛い。」
『ンンッ…ヤッ…』
体、熱くなってきちゃうよ…。
「さすがにここでは出来ないから、ここまでね。」
そう言って自分の布団に戻っていく。自分からしといて「ここまでね。」って…。
『りょー君のバカ…。』
そこからはなかなか寝付けなくて結局寝たのは朝方だった。
「伊野尾、起きろ。」
ん…りょー君の声だ。
「早くしないと朝ごはんに間に合わないぞ。」
それはダメ!白米食べなきゃ!
『大ちゃん起きてー。』
俺が起きた後も大ちゃんが全然起きなくて、りょー君に布団を剥がされてやっと起きた。いつも遅刻ギリギリの理由はこの寝起きの悪さなんだな(笑)寝癖全開でボーッとしてて大ちゃん可愛いな。
食堂に行くとすでに殆んどのクラスが来ていた。
『ん〜美味しい!ね、山田くん。』
「んー…。」
あれ?あんまり美味しくないのかな?俺の好きな少しだけ固めのご飯に魚の干物で最高なんだけど。
食べていると向かいに座ってる須田君と目が合った。すぐに逸らしたんだけど、すっごい視線を感じる。
「伊野尾君ってご飯好きなんだ。」
急に話しかけられてビックリした…。
『えっ?あ、うん。』
「すごく美味しいそうに食べるよね。可愛い。」
『そ…そうかな…。』
須田君って返答に困るような事ばっかり言ってくる。隣にりょー君いるからやめて欲しいけど、そんな事言えないし…。
その後も須田君からの熱い視線を感じる。そんなに見られると食べずらいんだけどな…。
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白猫黒猫(プロフ) - いのちゃんLOVEさん» 私ごときの返信で良ければいくらでも笑 本当にインフルはキツイ…。お気をつけ下さい!先程part 3に移行したので良かったら見て下さい♪ (2017年5月3日 19時) (レス) id: 7345b776ef (このIDを非表示/違反報告)
いのちゃんLOVE - DearのDVDの返事ありがとうございました! 返信がきてとても嬉しかったです! 季節外れのインフルエンザはキツイですよね? 今後も身体にきをつけて更新頑張ってください! この作品ホントっに大好きですぅ! (2017年5月1日 20時) (レス) id: c4a9258c74 (このIDを非表示/違反報告)
白猫黒猫(プロフ) - 瓜江さん» コメントありがとうございます(*^^*)一番好きだなんて…嬉しいです♪ (2017年5月1日 19時) (レス) id: 7345b776ef (このIDを非表示/違反報告)
白猫黒猫(プロフ) - ゆうみさん» ありがとうございます(о´∀`о)もう大丈夫です!健康第一!頑張ります! (2017年5月1日 19時) (レス) id: 7345b776ef (このIDを非表示/違反報告)
白猫黒猫(プロフ) - イトゥクジョンハンLOVEさん» ご心配おかけしました!だいぶ元気になりました!ありがとうございます(*^^*) (2017年5月1日 19時) (レス) id: 7345b776ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白猫黒猫 | 作成日時:2017年3月20日 16時