B専彼氏と可愛い彼女2(ym × in )

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side ym

慧がトイレに行くと、それを見ていた須田が後を追って出ていった。そういえばさっきも須田に呼ばれてたよな。

ちょっと気になって廊下に出ると、トイレの前で須田が慧の腕を持って何か話してる。すると慧のほっぺたを撫でるのが見えた。

アイツ、何やってんだよ。

駆け寄ろうとした時に慧が須田の手を外してこっちに走ってきたから思わず角に隠れた。

『うわっ！りょー君？』

「慧、須田と何話してたの？」

『・・・。』

「言えない事？」

『そうじゃないけど…。』

「とりあえず帰ろっか？」

部屋に戻って「疲れたから俺と伊野尾帰るわ。」って言ってカラオケを出る。

家についてソファーに座らせた。

「で、何話してたの？何もなくてほっぺた触られないでしょ？」

『うん…。文化祭の片付けしてる時に呼ばれて、告白されたの…。付き合って欲しいって…。』

須田…。お前、学年で一番可愛いって言われてた女子と付き合ってたよな。まぁ、慧が来てからその子は2番目に可愛いってなっちゃってたけど。

「で、どうしたの？」

『もちろん断ったよ？付き合ってる人いるからって言ったし。でも、さっきのカラオケで、本気だからって言われて…歌ってる時可愛かったよって言われて、ほっぺ撫でられたの。』

はぁ…。コイツ本当に男にモテるな。しかも、俺を含めストレートの男が惚れるっていう…。

「そっか。」

『怒ってる？』

心配そうな顔で覗き込んでくる。

「ううん。話してくれてありがとう。」

『良かった。』

そう言って俺に跨がると抱きついてきて、首もとに顔をスリスリしている。なんか人懐っこい猫みたい。


────────

作者より

忙しくなってきたので少し更新頻度が落ちると思いますが出来るだけ頑張りますので、皆様のんびりとお付き合いよろしくお願いします(о´∀`о)

慧の事が好きな新たな新キャラを出してしまいました。まだまだ終わらなそうです(^-^;

☆白猫黒猫☆

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