B専彼氏と可愛い彼女2(ym × in )

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みんなの所に戻ってカラオケに移動する。あっ、須田君も来るんだ…。

「山田、歌ってよ！いつものやつ。」

大ちゃんに促されてりょー君が歌う。うわー！上手！カラオケなんて一緒に来たこと無かったからりょー君がこんなに歌が上手いなんて知らなかった。

カッコいいー！心臓が「きゅんっ」ってする。

「伊野尾も歌えば？」

りょー君に言われて歌うことに。あんまり得意じゃないから恥ずかしいけど…。

歌い終わると《可愛い！》《アイドルみたい！》と誉められてますます恥ずかしい。

大ちゃんが熱唱してる時、『ちょっとトイレ行ってくるね。』小声でりょー君に言ってから部屋を出た。

トイレから部屋に戻ろうとした時、腕を掴まれた。

「待って。」

『須田君…。』

「売上、一位で良かったね。」

『えっ…ああ、うん。』

「伊野尾君が居たから一位だったんだよ。すごくメイドさんの格好似合ってたから。」

『そんな事ないよ。皆も似合ってたし…。』

さっき告白してきた相手にこんな事言われるの気まずいよ…。

「あのさ、好きだって言ったこと本気だから。」

『・・・。』

「あと、さっき歌ってる時、可愛かったよ。」

そう言って俺のほっぺたを撫でた。

うわー！須田君てこういうキャラだったの！？ほとんど話したこと無かったから知らなかった。

なんて返したらいいか分かんないし、気まずいし恥ずかしい…。掴まれてる腕を外して廊下を走って戻ると、曲がった所にりょー君が立っていた。

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