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本家の書庫も分家の書庫も当たってみたのだが、あれ以上の情報はない。他家の者にも尋ねてみたが、狐という妖怪自体が西華院の管轄らしく、まず情報がなかった。
ということで、現在私の目の前には狐山。
面倒だけど、情報がないことには何も始まらないため、任務の隙間を縫ってやるしかない。
起床8時、就寝11時。日中は掃除、料理、昼寝、キツネたちと遊んだりが多い。というかそれしかしていない。
なんだこいつ。日常を習慣化しすぎだろ。
そして、たまにこちらを向いて手を振ってくる。気付いているのに攻撃してくる気配がない。なんだこいつ。
見張りを始めて1ヶ月立っても何も変化なかった。
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作者名：まほらば | 作成日時：2022年9月13日 9時
